【完結編】シザーは交雑種で遺伝子異常が発生している

現在エビガニに対して名誉棄損法的措置を検討しています。もしどなたかエビガニの住所氏名等をご存じの方は当方までご連絡ください。エビガニらによる誹謗中傷発言等を見かけた方もスクリーンショットを撮影してDM等にてご連絡ください。相応の御礼をさせていただきます。
無知なザリガニ飼育者エビガニ(イモガニ)がワラダンを密輸(植物防疫法違反)
植物防疫所に確認しないで未判定種を輸入したらそれはすべて密輸
自分が管理するちっちゃな水槽内の出来事が全てだと勘違いしちゃう痛い人

 

シザーについての考察の完結編です。全5回のシリーズになります。今回はその5、ラストです。

  1. 【完結編】シザーの固定率は低い
  2. 【完結編】純血シザーの交配でいろんな色の子供が産まれる
  3. 【完結編】シザーは環境に左右されず黒化する
  4. 【完結編】メイキングさんのシザーの発色が悪かった理由
  5. 【完結編】シザーは交雑種で遺伝子異常が発生している ←今回の記事

遺伝子異常が起きている可能性

ボツ記事でシザーの繁殖成功率が極端に低いのは近親交配が原因ではないかと書きました。しかし、シザーについては別産地の元親を掛け合わせてF1が誕生していることから近親交配は発生していません。したがってシザーの繁殖成功率が低いのは別の原因があるということになりますが、次に考えられるのは遺伝子異常です。

キメラ発生率が高くなっているのも遺伝子異常

ご存じの方も多いと思いますが、最近ヤフオクで2色キメラパールアイなどがよく出品されています。特徴としてボディの一部に本来あるべきではない別の個体が埋め込まれているような状態です。ちなみにこれらは生物学上正確にはモザイクといいます。

このうちの2色キメラですが、写真をよく見るとすべてシザーとゴーストの組み合わせになっています。そして出品されているのは紅蜂さんです。つまり、間違いなくブラックキングのアウトブリーディングの過程で産まれた副産物だと考えられます。そして2色キメラなどのモザイク個体はシザー界隈でのみ発生しているのは遺伝子異常が原因の可能性がかなり高いです。

遺伝子異常が発生した原因

シザーに遺伝子異常が発生していると考えた場合にその原因としては交雑近親交配の二つが考えられます。しかしシザーの場合はまだそこまで近親交配は進んでいないため遺伝子異常が発生しているのは他のザリガニとの交雑が原因である可能性が高いです。

色素がベタ塗りになる特質

実はclawさんと直接DMでやり取りさせていただいた後、clawさんのご厚意でシザーを購入させていただきました。そしてじっくり観察させていただいたのですが、clawさん直系のハイグレードのシザーは色素がベタ塗りになっており、普通のアメリカザリガニとは全く異なる特質を有すると感じました。

それに対してメイキングさんから購入したシザーは色素がベタ塗りになっておらずさらにスパインにあまり色が乗っていません。色合いはそれなりに濃いもののクオリティという点でclawさんから譲り受けたシザーには程遠く、どちらかといえば普通のアメリカザリガニに近いと感じます。しかし前回までの記事に書いたとおりこちらも純血シザーの子であることは間違いないはずです。考えられる理由としては特定の遺伝子がヘテロになっている可能性です。

ただし、もしそうだとすると、aa×aaの劣勢ホモのシザーペアからaa、aA、AA、Aaの稚ザリが産まれたうちのAaaAがこの選別漏れ個体とことになり、劣勢ホモペアからこのような子は遺伝の法則からすると生まれないはずなのでおかしいです。しかし、シザーの黒化個体から黒、青、茶、薄の4種類のカラーが産まれているようですので理屈はよく分かりませんが結果的にはそういうことなのかなとも思います。

可能性1:雑種第一代の2代目以降

ここから先はあくまで当方の仮説です。

まず、シザーのジェットブラックやウルティマブルーなどのハイグレード個体(選別個体)は色素がベタ塗りになる特質が発生しています。その反対に選別漏れシザーシザーヘテロにはその特質は発生していません。しかし、選別漏れシザーシザーヘテロを掛け合わせるとその子供世代ではその特質が発生するらしいです。つまりこの特質に関してこれらはヘテロ状態になっているようです。そしてシザーはどう考えても元親のどちらかにアメリカザリガニ以外の血が入っている交雑種・雑種です。

つまりこれは、雑種が交配していって何代目かに特定の遺伝子が揃ってホモになった時にベタ塗りの特質が現れるという一種の奇形ではないかと思います。詳細はこちらをご覧ください。一部だけ抜粋すると次のとおりです。

同じ種であれば、”雑種だから”異常が出るということは有りません。勿論特定の遺伝子を持つ個体同士の組み合わせによって、致死遺伝となるケースや、2つの遺伝子がF2でホモで揃うことによって、奇形が生じるということは有ります。

雑種を交配させていくと何代目かで遺伝子異常が出る件
雑種を交配させていくと何代目かで遺伝子異常が出る件一代目はよくても二代目以降で異常が出る雑種があると聞いたんですが、どういう理由で起きるのでしょうか?

可能性2:コンボモルフ

シザーのジェットブラックやウルティマブルーが劣勢遺伝だとすると、黒化個体aa×黒化個体aaで黒化個体aaが100%誕生するはずですがそのようになっていません。したがって単一の劣勢遺伝ではなく、複数の劣勢遺伝が同時に発現している黒化個体が可能性はあります。いわゆるコンボモルフです。

可能性3:有性生殖の多様性

完全な憶測ですが、ザリガニに限らず有性生殖を行いたくさんの子供を産む多産(多死)の生き物は種の保存という本能からメンデルの法則を外れて自動的に多様性に富んだいろんなタイプの子孫を残す可能性も考えられます。反対にミスクレなどの単為生殖する生き物は完全に多様性を排除して特定の環境に特化した繁殖方法だと思います。

交雑した可能性のあるザリガニ

シザーの元親が交雑しているザリガニとして当方はフロリダブルーの可能性が高いと思ってます。理由は下の写真のようにボディがベタ塗りに近いのと、スパインにも色が載っている点です。シザーは爪の形状にも特徴がありましたがフロリダハマーも爪の形状に特徴があるようです。


https://blogs.yahoo.co.jp/a041158225/34136738.html


https://blogs.yahoo.co.jp/fmborussia/10222749.html

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『【完結編】シザーは交雑種で遺伝子異常が発生している』へのコメント

  1. 名前:シザーは交雑種である | ザリガニについてまとめました 投稿日:2018/01/21(日) 15:53:35 ID:cdd5f85d5 返信

    […] 詳しいことはこちら(シザーは交雑種で遺伝子異常が発生している)で書きましたが、シザーは交雑種で遺伝子異常が発生している可能性が高いです。以前とある有名なブリーダーさんからも直接「たぶん交雑種だろうね~」と伺ってますのでなにも当方だけがそう思っているのではなく他にも同じように感じている方は多いはずです。 […]

  2. 名前:パープルマスク 投稿日:2018/01/26(金) 08:07:13 ID:01cece38f 返信

    おはようございます!純粋な素人の疑問なのですがシザー♂×タイゴースト♀ですとどんな子供が産まれるのですか??

    • 名前:bredinjptyo 投稿日:2018/01/26(金) 15:25:39 ID:d0f55c8e6 返信

      結論的にはシザー寄りの個体、ゴースト表現、あとは当方の考察ですとゴールデンキングやレッドキングなどその他いろいろ変なのが産まれるはずです。

      F1からゴーストが産まれるのはおそらくシザーにフェイド遺伝子が入っているためでフェイド遺伝子が入っていない通常の青ザリやコバルトをタイゴーストと掛けてもF1からゴースト表現は産まれません。