ザリガニミミズとは何なのか。退治方法もご紹介

 

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ザリガニの外骨格に寄生する白いうねうねした寄生虫「ザリガニミミズ」についてまとめてみます。さらにそのザリガニミミズの退治法を見つけましたので最後のほうで簡単にまとめてみました!

ザリガニミミズとは

まず最初にザリガニミミズとはザリガニの外骨格に寄生するヒルミミズ類の寄生虫です。

ヒルミミズ類(Branchiobdellida)はヒルとミミズの中間的な姿の環形動物。ザリガニを中心とする淡水甲殻類に共生する小型の動物である。

引用元:wiki

ザリガニミミズ自体に害はない

ちなみにザリガニミミズはリガニに寄生して養分を吸い取っているように見えますが実際には水中の有機物を餌としているためザリガニには害はないんだそう。

また、ザリガニミミズはザリガニに寄生しているように見えますが実際は外骨格に付着しているだけなので「共生」という関係らしいです。

大部分の種が北半球の淡水生のザリガニ類の体表に生息しており、これは共生生活であると考えられている。

引用元:wiki

実際ザリガニは特にヒルミミズを嫌がる様子はないです。

しかし、抵抗力が落ちた個体にザリガニミミズが大量発生していることが多い気がしますし、ザリガニには痛点がないと一般的に言われていますので状況を理解していないだけの可能性もあります。

ザリガニミミズが大量に付着したザリガニはもののけ姫に登場する祟り神に取り憑かれたイノシシを連想してかわいそうに感じるのでなんとかして除去して救ってあげたくなりますよね。

ザリガニミミズが頭に付着してることが多い理由

2021.5.17追記:ザリガニミミズはザリガニの頭の部分に付着していることが多いです。なぜなのか疑問に感じてる方が多いと思いますので少し解説してみたいと思います。

ちょうどこんな感じ↓

理由としてはおそらく、この部位はザリガニの脚が届かないからかな?っと思いました。あくまで個人的見解ですが。

ザリガニが砂を被る理由

2021.5.17追記:ザリガニは頭に砂を被る動作を行うことがあります。

一般的にこの動作は砂を体内に取り込んで平衡感覚を維持するためだというようなことが言われていますがそうではないです。以前記事に書きましたがこれは完全なデマです。

ザリガニは平衡感覚を保つために砂をかぶるのではない
ザリガニは平衡感覚を保つために砂をかぶる、と言われています。 繰り返しますが「言われてる」だけで実際にそれを検

じゃあ何のためかといいますと正直理由はよく分かっていませんがもしかしたらザリガニミミズ対策なのではないでしょうか?ザリガニミミズが寄生しやすい場所、ザリガニが砂を被る場所、共に頭部で一致しています。

ザリガニミミズを除去する方法

なおここからの内容はザリガニミミズを除去する方法に関してです。

ザリガニミミズは水道水で洗い流したり歯ブラシなどでこすることで物理的にある程度除去することができますがこの方法ですと完全に除去することはできません。また塩浴という方法もあるようですがこちらも完全には除去できないようです。

そこで今回グリーンFリキッドという薬剤を使用してみました。

類似品でも同様の効果があると思いますが後述しますがブルーの着色も重要だと思いますのでメチレンブルー(青い色素)の含まれているものがいいと思います。

薬浴後の写真

薬浴中の写真がこちら↓

濃度は水の色を参考にしてください。もっと濃くても多分大丈夫だと思います。以前極火エビに付着していたエビヤドリモの退治のために極火エビにも同様に薬浴したことがありますが極火エビは数週間平気でした。ちなみにその際エビヤドリモには全く効果がなかったです。

また、上の写真はだいたい2週間経過した状態です。見ていただくと分かると思いますが完全にはザリガニミミズを除去できていませんがかなり除去できてます。

ちなみに最初の1週間くらいで90%くらいのザリガニミミズを除去できていました。

薬浴期間

したがってザリガニミミズを除去するための薬浴期間としては1週間くらいを目安に様子を見ながらだいたい除去できたところまでで十分だと思います。

それ以上の期間は薬浴しても薬では効果がないと思われます。

残りは目視で物理的に除去

残ったザリガニミミズはメチレンブルーにより青く着色されるため目視で簡単に見つけることができます。あとはザリガニを手で持ち上げて目視で一匹づつザリガニミミズを物理的に除去していくとほぼ100%ザリガニミミズを除去することができます。

感染するので水槽リセット必須

ザリガニミミズは上記の方法で退治できますがザリガニミミズは水中をウネウネ泳いで単独で活動することもできるためザリガニミミズが発生した水槽は完全リセットする必要があります。砂も洗って水槽ごと熱湯消毒すると安心です。実際はそこまでしなくても大丈夫ですが。

なお、ザリガニミミズは感染しないというようなことが書かれているページがありましたが水中を泳いで別の個体にひっついて感染する可能性は十分にありますし、上記の方法でせっかくザリガニミミズを退治しても元いた水槽にそのまま戻してしまいますとまたザリガニミミズに感染してしまうため注意が必要です。

『ザリガニミミズとは何なのか。退治方法もご紹介』へのコメント

  1. 名前:trex 投稿日:2018/01/09(火) 23:13:51 ID:276200b74 返信

    ザリガニミミズは、経験がないのでとても参考になりました。

    ザリガニの病気や寄生虫は、あまり知らない人が多いと思います。

    甲殻類の酸素消費量も多いこともあまり知られてないので水深が深すぎて、★になる飼育者も多いですね。

    また今度 バーンスポットの特集を…

    とても勉強になります〜☆

    • 名前:bredinjptyo 投稿日:2018/01/10(水) 00:44:55 ID:a14ebda9a 返信

      いえいえ、こちらこそtrexさんのコメントで新たに発見をしたり思考が深まることがよくあるのでむしろすごく勉強させていただいてます。

      酸欠死を何回もやらかしてまして最近はよく注意するようにしていますが、具体的に甲殻類の酸素消費量が多いということは認識してなかったです。ほとんど知られていないと思います。エビなども酸欠死しやすいのはそういうことだったんですね。

      バーンスポットも書こうと思っていたところです!原因は要するに寿命だと思ってますがtrexさんはどう思われてますか?

      • 名前:trex 投稿日:2018/01/10(水) 20:39:01 ID:0ab11ac14 返信

        ザリガニは溶存酸素量が大切ですね。

        深い所程酸素量が低い。

        温度が高い程溶存量が少ない。

        甲殻類はヘモシアニンなので、酸素運搬量がヘモグロビンよりも少ない。

        バーンスポット対策でも
        酸素融和量が多いと、脱皮時の突然死 失敗もなく
        改善出来ます。

        新陳代謝が低く免疫力がない個体が
        よく発生します。

        水質が悪いアメザリも清流のニチザリも発生します。

        一番多いのは、年寄りザリガニですね〜☆

        • 名前:bredinjptyo 投稿日:2018/01/11(木) 00:27:58 ID:48a6586a2 返信

          詳しくありがとうございます。ヘモシアニンなんですね。

          バーンスポットが発生したら脱皮をうながすことで~という説がありますが脱皮にはかなりのエネルギーを消費するはずですしどうなんでしょうね。
          単純に外的な理由でバーンスポットが発生した場合にはそれで改善しそうですが、バーンスポットが発生する個体は長期間脱皮をしないという共通点がある気がしますので、やはり老化で新陳代謝が落ちてバーンスポットが発生しているケースが多そうですしおそらくそれは効果がない気がします。

  2. 名前:hina 投稿日:2018/08/09(木) 11:49:31 ID:9ac8a0e8e 返信

    はじめまして。ザリガニ飼育初心者なのですが、質問失礼します。

    このザリガニミミズは人間にも付くことはありますか。
    また生命力はすごいのでしょうか。

    1年前に釣ってきたザリガニに半年前からこのようなものがついてしまい、1ヶ月前にザリガニは死んでしまいました。原因は寿命かなと思うのですが、そのあと水槽をキッチンハイター、カビキラーで清掃したのち1ヶ月天日干ししたのですが、昨日新しく釣ってきたザリガニをその水槽にいれると、またついていました。
    取ろうとするとひとつだけ離れて水槽の壁を尺取り虫のように進んでいました。
    水槽に残っていたのか不思議で、そんな生命力がすごいのであれば人間にもつくのかと不安に思いました。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2018/08/09(木) 20:40:51 ID:b6d16c5a7 返信

      hinaさんはじめまして!

      結論から申し上げますと人間につくことはないです。その点はご安心していただいてよいと思います。生命力は強いようで強くないと思います。所詮ちいさな微生物ですし。

      キッチンハイターなどを使わなくても天日干しで砂など含めて完全に乾燥できれば簡単に退治できると思います。ミジンコなどのように耐久卵はないようですので。今回別のザリガニを飼育してたらまた見かけるようになったのは採取した個体だったため自然環境下で生活していた際に既にヒルミミズが付着していたと思われます。