今回の記事はK&Gさんのブログのこちらのページに書いてある内容についてです。(2/12文章修正しました)
タイゴーストの輸入にはシリアルの入った証明書が必要である旨となんらかの政府機関っぽい団体の証明が必要であるかのように書かれています。
しかしこの写真の証明書ですが、実はタイにあるCrawfishというショップが勝手に作成して販売している商品で誰でも自由に購入できるものです。よくみると実際に「Crawfish」と書いてあります。観光地で販売されてる土産物の類ではないかと思われます。つまりパチもんです。記事を書くに当たり正確性を期すため複数の方に裏を取って確認しましたので間違いないです。
タイゴーストの輸入に際してシリアルは発行されない
またそもそもタイゴーストの輸入に際してシリアルなど発行されません。以下タイゴーストの輸入販売をされている紅蜂さんという方が一時期タイゴーストのヤフオク出品に際して詳細ページに記載していた内容です。現在は商品説明にこのような文章は記載されていないようですのでその当時落札者の方から証明書についての問い合わせが多くひっちゃかめっちゃかになったのでやむなく一時的に記載していたんでしょうね。
輸入における種類証明書等につきまして、個人であっても業者であっても正式に手続きを踏んで輸入することは当たり前の事でありあえて記載してませんでしたが、一部の業者が自ら日本政府およびタイ政府と全く関係ない証明書を作りあたかもこれがないと正規輸入でないかのようなことを記載しておりましたので今回この件について記載いたします。
タイ政府における種類証明書には1匹1匹にシリアルなど存在いたしません。(特別にマイクロチップでも入れてるのでしょうか?)
種類証明書は日本の通関においてこれはアメザリですよと証明するだけの書類です。それ以外なにも用途はありません。(他のザリガニが規制されてる種があるため規制のないものですよと証明する為)
正規輸入と記載されて出品されてる方がいらっしゃいますが、 いままで売ってたのは正規じゃなかったのでしょうか? すべてが正規であればわざわざ記載する必要ないと思いますが。 他人の画像を転用し親と偽って売るような業者にはご注意ください
日本に入ってきたアメザリ(タイゴースト)は通常に飼育・販売可能です。 今後もよい個体を提供してまいります。 楽しいザリガニライフをお過ごしください。 種類証明書 http://sakuracom.ocnk.net/diary-detail/35
K&Gさんの販売用ホームページ
K&Gさんはブログの他にザリガニ販売用のホームページも所有されていましてそのホームページ上で各種ザリガニを販売されています。Cambarusなどのレアな北米種(これについては後ほど補足するかもしれません)、黒いザリガニシザー、そしてタイゴーストなど。
JOCAの証明書
ちょっとどうでもいいですが上で紹介したK&Gさんのブログに掲載されている証明書と販売用ホームページに掲載されている証明書は違うものです。おそらくK&Gさんのブログにはプロトタイプと記載されていますので下の販売用ホームページの写真のもの(JOCAと記載されているもの)が正規?のものだと思われます。
しかしこの証明書ですが、大阪のショップで普通に販売されていたそうです。
私持ってます。○○ぺっとのザリガニ販売コーナーにも貼りまくりでしさた。 pic.twitter.com/XCQzlMHiu5
— シーサー (@blueoceanmiyako) 2018年2月11日
JOCA(Japan Official Crayfish Alliance)について詳しく調べてみました。次回に続きます。
ちなみに保存してます。