アメリカザリガニの近親交配と色素変異

現在エビガニに対して名誉棄損法的措置を検討しています。もしどなたかエビガニの住所氏名等をご存じの方は当方までご連絡ください。エビガニらによる誹謗中傷発言等を見かけた方もスクリーンショットを撮影してDM等にてご連絡ください。相応の御礼をさせていただきます。
無知なザリガニ飼育者エビガニ(イモガニ)がワラダンを密輸(植物防疫法違反)
植物防疫所に確認しないで未判定種を輸入したらそれはすべて密輸
自分が管理するちっちゃな水槽内の出来事が全てだと勘違いしちゃう痛い人

 

アメリカザリガニが日本に最初に持ち込まれたのは今からだいたい90年前(1927年)の5月12日で持ち込まれた頭数はたった20匹だったとのことです。

つまり、アメリカザリガニは現在日本全国に生息範囲を拡大してますがその全ての個体が約90年前に持ち込まれたその20匹の子孫だということです。

天寧寺 聖観音菩薩

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アメリカザリガニは近交劣勢しない?

近親交配が進むといろいろ弊害(近交劣勢)が発生するのはよく知られています。一般的なのは矮小化(サイズが小さくなる)産卵数が少なくなるというものですが、もともとはたった20匹しか持ち込まれていないはずなのに日本の自然環境で生息してるアメリカザリガニにはこういった弊害はなさそうに思えます。

つまりアメリカザリガニは近親交配しても近交劣勢しないのではないかとも考えられます。しかし果たして本当にそうなんでしょうか?

crayfish

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もしかして「アメリカザリガニは近親交配しても問題ない」という説の根拠はこれなのかもしれませんね。

色素変異が近親交配の結果ではないか

アメリカザリガニには色素変異が存在します。色素変異がどういった原因で発生しているのか等はまだ誰も原因を特定できてないはずですが当方はアメリカザリガニの色素変異は近親交配が原因だと思っています。

交雑の可能性なども考えましたが交雑は言われてるほどそんなに簡単に発生するものではないため可能性は低いと思います。

シザーも近親交配が原因の可能性

話はズレますが、シザーは爪の形状などからアメリカザリガニではなく交雑が原因で誕生した交雑種だと一般的に言われたりしてますが果たして本当にそうなのかな?と最近思ったりもしてます。

近親交配=禁忌?

話を元に戻します。近親交配について正しく理解できてる方はかなり少ないように思います。近親交配=禁忌(タブー)というイメージが強いためでしょうか。「近親交配=悪いこと」と考えるばかりで本質が分かってないと思います。

近親交配は血が濃くなるの意味

近親交配のことを血が濃くなるとよく表現されます。この血が濃くなるとは具体的にどういうことなのか考えてみたことのある方はあまりいないはずです。当方も最近までよく分かってませんでした。分かりやすい説明としては次のとおりです。

近親交配を繰り返した場合には劣性遺伝子という形で隠蔽されている、障害をもたらしたり致死性のある遺伝子が顕在化しやすく、内臓疾患や骨格異常などの先天性異常が発生しやすくなる(近交退化)。

近親交配 - Wikipedia

ノーマル×ノーマルの場合には比較的大丈夫

アメリカザリガニザリガニをノーマル同士で掛け合わせた場合ですが、元親が正常な個体であれば何代にも渡って近親交配させたとしても理論上は近親交配の影響は少ないです。血が濃くなっても遺伝的なエラーが増幅されないからです。上の引用部分を良く読んで考えると分かっていただけるのではと。

ただし、それが長期間続けば色素変異などの出現率は高まるはずです。

ゴースト×ゴースト等の場合には近親交配の影響大

反対にアメリカザリガニでもゴーストなどの色素変異の場合には近親交配の影響は大きいはずです。劣性遺伝は様々な遺伝的なエラー(体質の弱さなど)を隠し持っているためです。

さらに劣性遺伝を複数有していればいるほど近親交配でそれらのエラーが増幅されるため基本的にその影響はより深刻になります。

甲殻類は近親交配に強い

ワラジムシやダンゴムシなどはザリガニと同じ甲殻類ですが、これらはコロニーを作って繁殖していきますが密度が高ければ高いほど良く殖えます。

アメリカザリガニはワラジムシなどとは異なりコロニーは作成しませんが自然環境でアメリカザリガニが生息するポイントではたいていかなり密集してますよね?したがってそもそも論としてザリガニも近親交配に強いはずです。ただし前述のとおりノーマル個体に限ります。

つまり、甲殻類はもとから近親交配には強いはずだと思います。

兄弟であっても遺伝子的に遠い可能性もある

さらにアメリカザリガニは一度の繁殖で300くらいの子供が産まれますが兄弟であっても遺伝的にかなりバラツキがあります。したがって兄弟間で交配すると通常近親交配となりますがザリガニの場合には遺伝子的には遠い掛け合わせになりうると思っています。

ザリガニの日についての詳細

ちなみに毎年5月12日ザリガニの日らしいです。詳細は下のページをご覧ください。

1927年(昭和2年)のこの日、神奈川県の養殖業者によりアメリカ・ニューオーリンズからアメリカザリガニが持ち込まれた。

アメリカザリガニは、鎌倉食用蛙養殖場(現:岩瀬下関防災公園)に食用カエル(ウシガエル)の餌として持ち帰ったもので、アメリカで出荷された際は100匹であったが、無事に日本に到着したのはわずか20匹であった。

ザリガニの日(5月12日 記念日) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳

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