アメリカザリガニにはアルビノが存在している

 

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タイトルどおりですがアメリカザリガニにはアルビノが存在しています。

結構びっくりする方がいるのかもしれませんが写真の個体(上下)がそのアルビノです。

ん?ただの白ザリじゃねえか!また喧嘩売ってやがるのか!と思った方がもしかしたらいるのかもしれませんが(苦笑)そうです、白ザリアルビノです。

(正確には白ザリ以外にもアルビノがいますが今回は省略します。)

白ザリは白変種だという説は間違い

白ザリは目が黒いからアルビノではなく白変種だと言う方がいるようですがこれは間違いです。白ザリはアルビノです。

理由はちょっと考えてみれば分かると思いますが、もし仮に白ザリがアルビノではなく白変種であるならば、白ザリを使った交配でオレンジザリガニピンクザリガニを作ることは不可能です。しかしこれらオレンジザリガニやピンクザリガニは白ザリをベースとして作成された派生品種です。

白変種(プラチナ)とは

ちなみに白変種とはメラニンの生成には異常がなくただ単に体色が白くなる遺伝だそうです

(だいぶ省略してます。詳しい方はコメント欄で補足いただけますとありがたいです)

ライオン、孔雀など様々な生物に白変種がいるようですが観賞魚業界ではプラチナガー、プラチナセネガルス、プラチナダトニオなどが有名ですね。

プラチナガー(写真引用元:ラフレシア

プラチナセネガルス(画像引用元:Water House

どれもすごくいいですね。実は大型魚も大好きです。いつか飼いたいです。

ちなみに上記のような白変種(プラチナ)は遺伝性がないとされておりアルビノのように品種として固定化できないためかなり高額で取引されています。ライオンなどの白変種は遺伝性があるようですがあれはおそらく白変種ではなくアルビノだと個人的に思っています。

アルビノとはメラニン色素の欠乏

wikipediaでアルビノについて次のように書かれてます。

アルビノ(albino)は、動物学においては、メラニン生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。

wikipedia

つまりメラニン色素の欠乏です。

これはWILDノーマルカラーアメリカザリガニですが黒くなってる部分があります。この黒くなっているのがメラニン色素です。

対して白ザリには黒い部分(メラニン色素)がありません。つまりメラニン色素が欠乏したアルビノです。

赤い目は毛細血管に透けた赤い血液

通常アルビノの生物は目の色が赤くなります。

これはメラニン色素の欠乏により毛細血管の赤い血液が透けてみえるためです。なお、甲殻類は血液が青のためアルビノだからといって目の色が赤くなるということはないです。

『アメリカザリガニにはアルビノが存在している』へのコメント

  1. 名前:しょうゆ 投稿日:2018/08/21(火) 23:18:40 ID:813fe19c9 返信

    こんばんは。
    最近ザリガニ飼育を10年ぶりぐらいに再開したものです。

    白ザリについて自分も白変種だと思ってましたが、あれはアルビノだったんですね!

    確かに白変種であれば、オレンジやピンクは作れないですよね!目から鱗でした。

    白変種について言えば爬虫類業界が一番情報に明るいと思ってます。
    ※あと、ファンシーマウスなどのげっ歯類も白変種を固定してたきがします。

    爬虫類では
    白変種=ルーシスティック=白色素が全身に広がる、覆う品種
    アルビノ=アメラニスティック=否定の接頭語「a」+黒色素「melanin」=黒色素が無い
    と品種を区別しているのであまり誤解が広まって無い印象です。

    アルビノは黒がない品種なので、赤を強める品種とのコンボで、真っ赤な品種にしたり、黄色を強くする品種とのコンボで真っ黄色の品種を作出したりしています。

    一方白変種のコンボを見ると、白以外のコンボはなく、白の光沢が変わるとか、透明感を強めるコンボになるので、ザリガニも同じだと思います。

    と、すると白ザリガニはアルビノ以外のもう一つの変異が関係していそうです。
    白ザリとwildを交配させて取ったF1同士から生まれたF2がどのような変異になるのか気になるところです。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2018/08/22(水) 00:47:39 ID:f06ada84d 返信

      しょうゆさんはじめまして。

      白変種は定義がかなりあいまいですよね。白変種に関しては正直何が正しいのかよく分かりません。一般的に白変種(プラチナ)だとされてるものでも実はプラチナではない例は結構あると思います。パターンレスじゃないの?とか思ったりします。アルビノに関しても遺伝的な意味でのアルビノと品種名としてのアルビノがイコールになっていないので世間一般の認識がおかしくなってると思います。

      白変種のコンボモルフがあるんですね。それは知りませんでした。

      爬虫類は品種が定型化されていますよね。実はザリガニも基本的にほとんどあれと同じなんですよね。なぜ誰も気づかないんだろうとずっと思っていました。ザリガニしか飼育してない方が多いからなんだろうなぁ~と漠然と思っていましたが。

      そうですね。アルビノがメラニン色素の減退だと考えるならば白ザリはもうひとつの変異が関係しています。ちなみにF2で白が産まれます。

  2. 名前:バチルス 投稿日:2020/02/23(日) 00:14:22 ID:43d64807e 返信

    いつも勉強しております。

    ホワイトザリガニはアメラニスティックで白色を呈しているのですね。少し疑問に思ったのですが、カロテノイドに由来する色は、ホワイトザリガニは呈さないのでしょうか?
    もし、ノーマルカラーのザリガニが、アルビノ化したら、黒色は消えて、アスタキサンチンの赤色が目立つ固体が出来上がるのではないかと思いました。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/02/23(日) 10:17:43 ID:7240c75d7 返信

      パチルスさんはじめまして!

      アメラニかどうかは置いときましてホワイトはアルビノです。ゴーストなどもアルビノです。

      ちなみに白ザリはカロチン(アスタキサンチン)を外骨格に蓄積しないため通常ザリガニは茹でると真っ赤になりますが白ザリの場合には赤くはならず色は変わりません。