抱卵中のメスも餌を食べる。欲求の優先順位が変わるだけ

一般的に抱卵中のザリガニのメスは餌を食べないと言われています。実際、抱卵中のメスに餌を与えてもすぐには食べないですし餌を欲しがる素振り(餌クレ)はしません。

しかし、結論的には抱卵中のザリガニのメスであっても餌を食べます。逆に抱卵中のメスに餌を与えないと繁殖成功率がかなり下がります。つまりこれは結構重要です。

以下理由を解説します。

ちなみのこの記事は2017年9月に書いた記事を読みやすく修正したものです。

欲求の優先順位が変わるだけ

マズローの欲求五段階説が有名ですが人間には欲求がありしかもその欲求には階層(優先順位)があります。ザリガニも全く同じです。いろんな欲求があります。さらに遺伝子レベルで刷り込まれている本能というものもあります。

子育て中のメスが餌を食べないように感じるのは欲求の優先順位が変わるため餌食いが悪くなるためです。

抱卵中のメスも餌を食べる

抱卵中のメスに餌を与えてもすぐには食べません。しかし餌を食べます。特に夏場はガンガン食べます。

つまり餌食いが悪いだけです。おそらく卵を守るという本能餌を食べるという生存欲求を上回るため餌を食べるのが後回しになるんだと思われます。(他にもいろんな理由は考えられますが簡潔に省略してます。)

この写真のようにたくさんの稚ザリや卵をぶら下げている状態でもじっくり観察しているとガンガン餌を食べます。ただし餌を与えてもすぐには食いつきません。そこは違います。

抱卵中のメスに餌を与えない場合、、、

抱卵中のメスに餌を与えないとメスはお腹がすいたらお腹についた卵をむしって食べますし、産まれたばかりの稚ザリを捕まえて食べてしまいます。

脱卵によりザリガニの繁殖に失敗したという発言をたまに見かけますが、そのほとんどが本当は脱卵ではなく餌を与えないことによる食卵だと思います。

脱卵はそんなにめったにないです。

夏場の繁殖は難しい

ザリガニの夏場の繁殖は夏以外の季節と比較すると難しいです。それは水温が上がることやそれに伴う溶存酸素量の低下、その他いろんな要因があると思います。

この中で一番大きなウェイトを占めているのが抱卵中のメスに餌を与えないことによる食卵だという結論に当方は落ち着いてます。

2017年夏は餌を全く与えておらずほとんどの繁殖に失敗しましたが2018年夏は餌を切らさず与えた水槽は全て繁殖に成功しています。

ただしあくまで当方の飼育環境での話です。ちなみにエアコンは付けっぱなしにしてます。

忖度ザリガニ研究所

ちなみに当方が忖度ザリガニ研究所だと呼んでいる佐倉ザリガニ研究所には下のように書いてあります。

アメリカザリガニという生き物の基本的生態から考え得る最も標準的な見解と佐倉における実践事例から申し上げさせていただくなら、アメザリのメス個体に関しては、基本的に抱卵を確認した段階で餌切りをしていますし、その方がより望ましい選択であろうと考えています。

佐倉ザリガニ研究所・ザリガニQ&A/メール編

もっともらしく書いてありますが完全な間違いです。

いったん何件くらいご自分でこの検証をされたんでしょうか。またいったい何匹のザリガニをご自分で飼育されてるんでしょうか。

『抱卵中のメスも餌を食べる。欲求の優先順位が変わるだけ』へのコメント

  1. 名前:bf.6810 投稿日:2018/08/27(月) 13:13:30 ID:77a726e3e 返信

    こんにちは‼
    ゴールデンの色上げは、アナカリスですか?

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2018/08/27(月) 22:31:05 ID:2a3d779a9 返信

      ザリガニの色素は全てカロチンが元になってますのでGKもアナカリスなどを与えることで色揚げになります。
      アナカリスでなくてもカロチンを豊富に含んでいればOKですので先日記事にしたらんちゅうの餌やスピルリナなども効果があるはずです