佐倉ザリガニ研究所のワイルドザリガニの産地について

現在エビガニに対して名誉棄損法的措置を検討しています。もしどなたかエビガニの住所氏名等をご存じの方は当方までご連絡ください。エビガニらによる誹謗中傷発言等を見かけた方もスクリーンショットを撮影してDM等にてご連絡ください。相応の御礼をさせていただきます。
無知なザリガニ飼育者エビガニ(イモガニ)がワラダンを密輸(植物防疫法違反)
植物防疫所に確認しないで未判定種を輸入したらそれはすべて密輸
自分が管理するちっちゃな水槽内の出来事が全てだと勘違いしちゃう痛い人

 

佐倉ザリガニ研究所という個人のおじいちゃんが運営しているザリガニ関連のホームページにWILDザリガニの産地がまとめられています。当方も昔から利用してましてWILDザリガニの産地に関する情報に関しては大変参考になると思っております。

ただし、あれが正しいと思ったことは一度もないです。

詳しくは佐倉のページを見てください。佐倉の産地に関する記述が本当に正しいのかどうかは分かりませんが他に情報がないためおおまかにはあれが正しいという前提で当方は考えています。

アメリカザリガニの色変には産地があります。具体的には愛知、大阪、茨城などなど。 ちなみに色...

以前の記事でもこのように書いてます。

色素変異ザリガニの産地は超重要

ザリガニの色素変異に関して産地は超重要です。詳細はこちらの記事で書きました。

アメリカザリガニの色変には産地があります。具体的には愛知、大阪、茨城などなど。 ちなみに色...

厳密にはザリガニに産地差はない

しかし、矛盾しますが厳密にはアメリカザリガニの色素変異に産地差(地域差)はないです。あるのは採取ポイント差です。

オオクワガタの産地

他業界との比較ですが例えば昆虫業界では産地がかなり重視されます。特にオオクワガタの産地はTwitterでもよく目にしますね。

こういったオオクワガタなどの産地とは数千年?数万年?という長い年月をかけて各地域に生息するオオクワガタに表れた地域差・地域変異です。オオクワガタに限らず産地という場合は通常こういうものを指します。

ザリガニに産地差がない理由

前述のとおりザリガニには厳密には産地差はありません。

考えてみてください。アメリカザリガニは日本に入ってきてまだたったの90年です。地域によってはまだ60年くらい生息していない場所だってあるでしょう。

いくらアメリカザリガニの繁殖サイクルが早いといってもたった数10年間で「産地差」と呼べるような地域変異が発生すると思いますか?ありえません。

だって例えば愛知県ってこんなに広いんですよ。

ザリガニは夜間に結構陸上を歩いて移動しますがせいぜい数100メートルが限度です。歩いて何キロも移動することは不可能です。したがってたった数十年で愛知県産や愛知県〇〇地域産というような地域変異がでるわけがありません。

色変ザリガニの産地は正しくは採取ポイント差

じゃあ色変ザリガニの産地差とは何かといいますと正確には採取ポイント差です。

アメリカザリガニの色素変異は閉鎖水域ごとに突然変異で誕生していますが最初は突然変異で誕生したたった1匹がスタートです。それが運よく成体まで生き延びて交配して子孫を残して最初にヘテロが数100匹産まれてその後閉鎖水域で交配を繰り返すうちにヘテロ同志が偶然再会して最初に誕生した突然変異個体と同様の色素変異が特定の採取地でポツポツ採取されるようになったのがワイルドアメリカザリガニの色素変異の採取ポイントです。

佐倉ザリガニ研究所の初歩的な間違い

佐倉ザリガニ研究所にはザリガニの色素変異を愛知県産フェイド茨城県産フェイド埼玉県産フェイド千葉県産フェイドなどとあたかも各地域ごとに採集される色変ザリガニに地域差があるかのようにまとめられていますがこれは初歩的な間違いです。

各地域のトリコに実際に取材して情報をまとめたという点は評価できると思いますが書いてる本人にザリガニの色素変異に関する知識が無いためおかしなことになっています。

ザリガニの色素変異を地域と紐づけしたいならば正しくは具体的な採取ポイントを書くべきです。でなければ無意味なだけでなく誤解を招くだけです。

最低でも愛知県産ではなく愛知県〇〇市産くらいは書くべきでしょう。

かなり些細なことかもしれませんがザリガニの色素変異が何なのかを深く追求していくと必ずぶち当たる壁ですのでこれは結構重要です。これを理解されてる方はほとんどいないでしょうが。

採取地はトリコの企業秘密

ただし色変ザリガニの採取地はトリコの企業秘密です。一般公開できないのは分かります。であれば愛知県のAというトリコが採取した個体群の色変ザリガニであれば愛知県Aポイント産とでも記述しておくべきでしょう。

そのほうが誤解がないと思います。地域ではなくポイントなんです。

そもそもザリガニの産地を気にする人はほとんどいないので産地差だろうがポイント差だろうがなんでもよいと考えてる方が多いのかもしれませんがザリガニ界隈において産地が軽視される理由のひとつが佐倉ザリガニ研究所にまとめられている色変ザリガニの産地に関する情報が完全に形骸化しているため産地に意味がないと考えてる方が多いからではないかと考えています。

しかし産地(採取ポイント)は超重要なんですよ。

クリアもコバルトクラーキーも愛知県産フェイド

ザリガニの産地に関して多い混乱がクリアザリガニ(=愛知県産フェイド)コバルトクラーキー(=愛知県産色変)ではないでしょうか。

どちらも愛知県産の色素変異です。

さらに下の個体も愛知県で採取された個体です。

当方はフェイドがいったい何なのか不明なためこの個体は愛知県産WILD色変と当ブログなどでは説明していますが佐倉式で書くなら『愛知県産フェイド』ということになるでしょう。

この個体も同じ場所で採取した『愛知県産フェイド』です。

これ以外にも佐倉のページに書いてある愛知県産フェイドとは特徴を異にする別の採取ポイントで採取された『愛知県産フェイド』が複数存在していても不思議ではありません。

愛知県ってこんなに広いんですからね。

つまり何が言いたいかといいますとアメリカザリガニの色素変異には「産地差・地域差」はなく「採取ポイント差」があるということです。

色素変異を愛知県だとか埼玉県だとか茨城だとかいうおおまかな地名と結びつけるのは不正確です。

オオクワガタの産地差をまとめたサイト

オオクワガタは産地が結構重視されると上でも書きましたが下のサイトがすごく詳細に作られていて素晴らしいです。

同定ポイント等が具体的に写真で比較できるようになっています。実際に編集者が各地域でオオクワガタを採取して情報をまとめられていると思います。

佐倉ザリガニ研究所もやるならここまでやるべきでしたね。

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