前回の記事の続きです。
ヤフオクでProcambarus teziulanensisと学名を誤記載して出品されていた「Procambarus teziutlanensis」の密輸疑惑の当事者であるK●Gさんから返答をいただきました。
スペル間違えてるからって挙げ足取らないでよぉ🎵 pic.twitter.com/TfC2OIU0aj
— K & G (@ginbari2940) 2019年1月3日
当方は学名の誤記載、誤使用を問題視しているのではなく密輸疑惑について問題提起しているのに問題の本質をスペルミスにすり替えてまたお茶を濁す作戦ですかね?
で、結局「Procambarus teziutlanensis」の卵の数についての質問にはご回答いただけないんですかね?やっぱり香港から稚ザリを数ペア密輸しただけだったんですね。
販売者として説明責任がある
「Procambarus teziutlanensis」が密輸ザリガニである可能性が非常に高いことは前回の記事を読んでいただければまともな方なら100人中100人がそう思うはずです。
販売者であるK●Gさんは「Procambarus teziutlanensis」を購入した方々のためにも
「Procambarus teziutlanensis」が正規に国内で累代されてきたものであることをしっかりと説明するべきでした。それが販売者としての”説明責任”です。
web上に履歴が永久に残り検索結果に上位ヒット
ヤフオクでProcambarus teziulanensisと学名を誤記載して出品されていた「Procambarus teziutlanensis」をご購入された方々には大変申し訳ないですが今後繁殖に成功しても「Procambarus teziutlanensis」を販売するのはなかなか難しくなってしまいましたね。どう考えても密輸ザリガニですしそれに対して販売者がしっかり説明責任を果たさなかったという履歴がweb上に永久に残りGoogle検索結果でも上位に来るはずだからです。
学名は世界共通
自称大御所K●Gさんはご存じないみたいですが学名は世界共通なんですよ。
wikipediaにも次のように書いてあります。
学名(がくめい、ラテン語: binomen)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%90%8D
ただし一定の場合には複数の学名が併用されてることもあるみたいです。
密輸ザリガニ「Procambarus teziutlanensis」がもしそのケースであるならばその理由を説明すればいいだけなのにどや顔で学名を誤記載している書籍の画像を見せられても、、、
スペル間違えてるからって挙げ足取らないでよぉ🎵 pic.twitter.com/TfC2OIU0aj
— K & G (@ginbari2940) 2019年1月3日
ところで学名すら正しく記載していない書籍の情報に信憑性なんてあるんですかね?
学生の論文原稿で学名の書き方の間違いが減らないような。いい加減な学名は論文を書く時に信頼性を失う原因の一つになることは疑いない。10種くらい学名が書いてあって、そのうち3つがコケてる論文を審査させされたことがあるが、ここまでひどいとデータそのものまで疑わしくなってしまう。
P.scissorの偽学名騒動
学名に関してはP.scissorの偽学名騒動もありましたね。学名はど素人が適当に名付けていいものじゃないんですよ

学名を誤記載したり間違った学名を正しいと思い込んでいたり、さらにど素人なのに勝手に学名を作成してみたりとか、学名に関する認識が甘すぎるんですよ