1ペアだけじゃザリガニの繁殖はまず無理だという事実

現在エビガニに対して名誉棄損法的措置を検討しています。もしどなたかエビガニの住所氏名等をご存じの方は当方までご連絡ください。エビガニらによる誹謗中傷発言等を見かけた方もスクリーンショットを撮影してDM等にてご連絡ください。相応の御礼をさせていただきます。
無知なザリガニ飼育者エビガニ(イモガニ)がワラダンを密輸(植物防疫法違反)
植物防疫所に確認しないで未判定種を輸入したらそれはすべて密輸
自分が管理するちっちゃな水槽内の出来事が全てだと勘違いしちゃう痛い人

 

めだかを1ペアだけ購入して採卵して繁殖するのは普通に可能です。素人でもできますよね。

例えばこういう感じでペア売りされてるめだかをよく見かけますが、親と同レベルの稚魚が得られるかどうかは別としてこういうものを購入して1匹も稚魚が得られないということはまずありえません。

しかし、ザリガニの場合には、1ペアだけ購入しても1匹も稚ザリを得られない可能性のほうが高いです。相当運が良くない限りそうなります。確率としては99%くらい。

しかしながら、1ペア購入すれば簡単に繁殖可能であるかのように販売されていたりしますよね。

1ペアだと無理なだけで複数ペアなら普通に可能

ちなみに以前の記事でも書いたとおりProcambarus属は基本的に繁殖が簡単なので複数ペアで挑戦すれば普通に繁殖は可能です。

レアめな北米種ザリガニは繁殖が難しいと考えてる方が結構多いと思います。 しかしそんなことはないですよ。Procam...

ただし繰り返しになりますがペア飼育だとまず無理です。

理由はこの記事を読んでいただけますと納得いただけるはずです。

アメザリでも1ペアだけだと繁殖は難しい

ちなみにアメリカザリガニであっても1ペアだけで繁殖に成功するのってそんなに簡単じゃないです。飼育経験があれば問題ないですが。以前の記事でも書きましたね↓

タイゴーストなどのアメリカザリガニの繁殖方法についてまとめてみます。 なお当記事はブラックキング、ゴールデ...

ザリガニの繁殖は年1回

ザリガニが繁殖するのは年に1回ないし2回しかありません。これは単為生殖するミスクレであっても同じです。ザリガニ飼育者であっても意外とこの事実を理解してる方が少ないように思いますが😅

したがって成熟したザリガニをペアで購入しても繁殖するのは年に1回だけなのですぐには繁殖しません。かなりの期間を要します。

幼体で購入したなら育成期間もありますのでなおさらです。

ザリガニの死因は多岐にわたる

そしてザリガニは死ぬときはコロッと死にます。耐久力が強いので過酷な環境にもある程度耐えますが死ぬときは本当にあっさりです。

例えばザリガニの主な死因にはこんなものがあります↓

  1. 脱走死
  2. 共食死
  3. 酸欠死
  4. 水草の残留農薬で死
  5. 殺虫剤で死
  6. アンモニア中毒で死
  7. エアレ切れで死
  8. 濾過器の不良で死
  9. 生物濾過のキャパオーバーで死
  10. 水質の急変で死
  11. 高水温で死
  12. 残り餌の腐敗で死

読んでてゾッとしますよね。

1ペアだけでザリガニの繁殖に成功させるってことは、上記1~12の死因によるペア欠けを「100%回避」する必要があるってことです。しかも1年間~2年間です。

これって相当難しいことだと思いませんか?冷静に考えると気が遠くなりますよ。不慮の事故はどうしても発生するものですので。

種によって生息環境が異なる

さらに、ザリガニにはいろんな種類がありまして種によって生息環境が異なります。

広大なアメリカ大陸の特定の河川にしか生息していない種だってあるんです。

photo credit: 地図

つまり、本来の生息環境がどんなものなのか何も分からない「ど素人」が、絶対に間違いが許されない「1ペア飼育」で繁殖に成功、しかもアメザリと同じように飼育してるだけ。

絶対無理だと思いませんか?

結論

結論としては次のとおりです。

  • 1ペアだけでザリガニの繁殖に成功するのはまず無理。
  • その種や近似種の飼育経験があるならば話は別。
  • ただしそれでも不慮の事故は避けられないので簡単ではない。
  • 繁殖させたいなら月齢が近い複数ペアが必要。

ザリガニを販売してる方で購入者のことを考えてこういった都合の悪い事実もしっかりと公開してる方ってほぼいないんじゃないですかね?

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『1ペアだけじゃザリガニの繁殖はまず無理だという事実』へのコメント

  1. 名前:新井 投稿日:2019/05/28(火) 09:26:31 ID:5c9187abb 返信

    ザリラムズさんの言っていることに納得です。確かに自分も1ペアだと上手く行かない事が多いと思います。どっちかが死んでしまったらおしまいですから、、、
    それにザリガニにも性格と相性があると思います。
    性格、相性の不一致だったら共食いの原因にもなりますし、複数での飼育の方が繁殖は狙えますね。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2019/05/28(火) 11:34:39 ID:2acf812f0 返信

      書き漏れてました!性格や相性はかなりありますね。ついでですので書き漏れてる要因を少し追加してみます。

      追加1
      繁殖には性格や相性も影響する。
      アメリカザリガニのオスでもやる気満々でペアリングしたら即交接してくれる優秀なオスもいれば全くやる気のないオスもいます。

      追加2
      ペア欠けしていなくてもサイズの不一致で繁殖不可能な場合もある。

      追加3
      アメザリの場合にはないですが、適切なタイミング(繁殖時期)でペアリングしないと相手を外敵とみなして喧嘩しかしない可能性もある。

      ザリガニの繁殖に関してはみなさんペアが揃ってさえいれば、アメザリと同じように飼育してればOKってって簡単に考えすぎてる方が多いと思います。

      カンバルスの場合には泥を入れとけばOKって考えてる人がいるみたいですけど(ツィッター見ててびっくりしたことがあります)ただの泥じゃないんですよね。

      原産地の情報をろくに調べず(英語が分からないからしょうがないと思いますが)鉄クギがいいとかアルカリがいいとか好き勝手にオカルトみたいなことを言う人がいたりそれを真に受けてしまう人がいたり、だから北米種ってほとんど誰もまともに繁殖できないんだろうなぁと思います。他の生き物界隈でも同じようなものですが。

      とはいっても所詮ザリガニなので運さえ良ければ簡単に繁殖してしまうんですけどね

  2. 名前:新井 投稿日:2019/05/28(火) 20:30:45 ID:47965c917 返信

    大まかにアメリカザリガニ、ウチダザリガニ以外は日本の環境に適応しきれないと思いますね。適応出来てたらそこら中の河川に北米系のザリガニがワンサカいるはずです。
    それを水槽で原産地を再現するってなかなか難しいし、水族館レベルな気がします。
    ウチのザリちゃんも次回は上手く繁殖するように試行錯誤してみます。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2019/05/29(水) 14:38:17 ID:d7b15c22e 返信

      普通に適応できると思います。

      それなのにアメリカザリガニとウチダザリガニだけが国内定着してるのは両者共に過去に国内で養殖された経緯があるためです。さらに日本には在来のザリガニがおらず(ニチザリを除く)天敵がいなかったという理由もあるかと思います。

      現在はすでにアメザリがそこらじゅうにいるため例えばミスクレがアメザリの生息地で勢力を伸ばすことはまず不可能で環境省の文献にもそんなようなことが書いてありました。

  3. 名前:ザニザニ 投稿日:2019/05/29(水) 11:13:58 ID:09ec34ffc 返信

    逆の意味で安心した記事内容でした。
    ザリガニは飼いたいけどあまり繁殖して貰っては困る、されども飼いたいザリガニがペア販売しかしていない。さて、どうする?といったような状況でした。もちろん、可能性がゼロじゃ無いことは百も承知ですが、新しい子をお迎えする覚悟ができたような気がします。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2019/05/29(水) 14:36:57 ID:d7b15c22e 返信

      そういう考え方もできますね。

      繁殖行為は単純に命を削りますし繁殖に使わないで長生きしてもらう方向で飼育するのが本来の北米種との正しい向き合い方なのかもしれませんね。規制から10年以上経過してますし一部を除き流通してるのはおかしいです。

      本当に好きな人がこっそり密輸してこっそり飼育してるだけなら本来なにも問題なかったはずなのに、一部のバカが密輸個体を堂々を流通させるので国がザリガニの密輸問題を問題視しいずれ規制される流れになったわけですし本当に一部のバカな人達は害悪としか言いようがありません。