ザリガニの選別に関してなんだかよく分からない酷いデマが流れてるようですね。
- 選別により体質の強い血統を作る
- 選別によりアレニーをより青くする
簡単に書くとこういった内容みたいです。
ちなみに当ブログのネットストーカーさんの発言です。
結論から書きますと上の両者は相反します。つまり、通常絶対に両立しえないです。
- 並行してアレニーをサイズアップしたい
さらにこんなことも言ってます。
いやいやいやアンタ何も分かってないでしょ、って感じですね。
Contents
発言の矛盾に誰も気づかないんでしょうかね?
デマの発信者(ネットストーカーさん)もそのデマ発言を見てファボしてる方達も、誰もこの発言の矛盾に気づかないんでしょうかね??ちょっとレベルが低いな~と思ってしまいました。
ど素人が無責任に好き勝手に発言して楽しんでるだけなら別にいいんですよ。例のnamacoさんの件もそうなんですが。
しかし、ネットストーカーさんのせっかくのおもしろ発言なので取り上げてみます笑
画像引用元:hiro
内容のほうは結構楽しめる(役に立つ内容)ではないかと思います。
ザリガニの色彩変異はそもそも「遺伝子異常」
そしてここからが本題なんですが、
ザリガニの色彩変異ってそもそも「遺伝子異常」なんですよ。
したがって、「遺伝子異常」である色彩変異個体同志を交配して産まれた稚ザリの中から
- 選別により体質の強い血統を作る
- 選別によりアレニーをより青くする
これを同時に実現なんて無理なんですよ笑
選別以外ならば方法はあるにはあるんですがここには書きません。
少なくとも同一血統内における交配を前提として、ど素人が、適当に目で見て青い個体を「選別(した気になってる)」だけじゃ100%実現不可能です。
選別をいったいなんだとお考えなんでしょうね。
画像引用元:wikipedia 超常現象
またいつもの超常現象かなにかでしょうか?
僕も化学系なんで常に理系の考え方になりますし、理にかなってないと信じません笑
— たぬきち (@elyZAomYKRiPiWK) 2019年5月21日
自分もこっち派なんですがいい加減結構うんざりなんですよね。
ちなみに別にわざわざ「選別」なんてしなくても
普通におとひめだけを与えて飼育してるだけでこれくらい青くなりますよ?
しかも、選別によりハネる必要性があると感じるような異常個体は今までに一度も見かけたこともないです。
当方の管理してる血統がいいだけなのかもしれませんが~~。ちなみにこの個体はヤフオク出品してたものです。既に終了してますが。こちら。
具体的にどういう個体をハネる必要があるのか説明しては?
選別が必要だというならば、具体的にどういう個体を選別によりハネる必要があるのか、特徴を写真や動画で説明してみては?あるんですよね?異常な動きをするものとかそういうのが?
何の根拠も示さず「選別しないと危ない」、「選別すれば万事解決」みたいなデマだけ流されるのはザリガニ業界にとって非常に迷惑なんですよ。
遺伝的要因以外を排除した上で選別しないと意味がない
何も分かってないど素人が「選別」の真似事をすることで自分のことをプロっぽいと勝手に思い込んで悦に浸って自己満足して楽しむだけならば、正しい方法とか考えず好き勝手にやってればいいと思いますが、
適切に「正しく選別」をするには方法があります。
方法が分かってないのに選別の真似事をしてもあまり意味がないですよ?
外的要因により色が変わる
ザリガニは外的要因により簡単に色が変わるというのは当ブログで何回も書いてきたとおりでさすがに結構周知されてきたような気がしますが

- 餌
- 日光
- 保護色
- 遺伝的要因
- 血統
- 産地
- 成長速度
例えばザリガニの色が変わる要因には適当に挙げただけでも↑のようにいろいろあります。餌、日光、保護色、このあたりの重要性もだいぶ周知されてきましたね~
したがって上記1~7のうち
- 遺伝的要因「以外」による色変化を極力0にして
- その上で青く育った個体を選別しないと
純粋な意味で遺伝的要因による「青の強さ」を選別してることにはならないと思いませんか?
ザリガニの師匠から教わった話
ちなみに上で書いた「正しい選別の方法」は当方がザリガニ初心者時代(今でもまだ初心者ですが)にザリガニの師匠から教えていただいた話です。
正しい師匠を持つって大事なことですね~☆
この師匠から教えていただいたことには他にもまだまだいろいろあるんですがそういうのを伝えたくてブログを書いているというのもあります。ちなみにSNSなどを全くやってない方ですのでこの方の存在をご存じの方はあまりいないと思います。
ちなみに、Twitter界隈の何の実績もないのに飼育歴が長いというだけで自分のことを経験豊富なザリガニブリーダーだと思い込んでる、ただの薄っぺらい人達とはレベルが全く違います。自分ですらまだまだこういった方々と比べたら所詮ひよっこです。