ドワーフザリガニのシュフェルディはスケミッティより繁殖力が強いです。
ちなみにこれがシュフェルディです↑
繁殖力の差ですが、体感として感じるレベルに結構違います。当方のヤフオク出品でシュフェルディよりスケミッティのほうが少ないのはスケミッティはなかなか殖えないからです。
これがスケミッティ↑
ただしあくまで当方の飼育環境での体感というかなり曖昧な基準ですので正確なところは分かりません。ただしもう2年くらい両方飼育してますのでそんなにいい加減な話ではないかと思います。みなさんいかがでしょう?
ドワーフザリガニを繁殖力順に並べる
ちなみにテクサナスはスケミッティよりさらに繁殖力が弱いです。オレンジドワーフはテクサナスよりさらに繁殖力が弱いです。ドワーフザリガニを繁殖力の強さで並べるとこんな感じとなります↓
シュフェルディ>スケミッティ>テクサナス>オレンジドワーフ
なお、繁殖力とは書いてますが厳密にはなんかの要因により殖えやすさに違いがあるだけで産卵頻度、産卵数、性成熟期間等にはたいして違いはないのかもしれません。その辺ひっくるめて今回は繁殖力と書いてます。
生息域の広さが違う
なお、シュフェルディとスケミッティの生息域を比較すると
シュフェルディは広範囲の地域に生息しているのに対してスケミッティは特定の地域にしか生息していません。
たまたまなのかもしれませんが。ちなみにあくまでREDLISTの情報によるとです。
そのあたりこちらの記事で詳しく解説してます↓

なお、ドワーフザリガニの産地については以前の記事でも書いてます。その際生息域の広さの違いについて「ん?」と気づいた方がもしいましたらその方はかなりセンスがあると思います。
正しいかどうかは置いといて人が気づけないところに気づけるかどうかがセンス(感度)だと思うからです。
シュフェルディの生息域
ちなみにこれがシュフェルディの生息域です↓
学名はCambarellus shufeldtii、アメリカでの流通名はCajun Dwarf Crayfishです。
Cajun(ケイジャン)ってのはアメリカ南部のことを指し、アメリカ南部に生息してるドワーフだからCajun Dwarf Crayfishと呼ばれてるんでしょう。
photo credit: Watchcaddy
ケイジャンといえば、ケイジャン料理が有名ですね!
photo credit:brando
そしてケイジャン料理といえばザリガニ料理です。
ケイジャン地方はアメリカザリガニの原産地でもあります。


このあたりに興味がある方はこちらの記事を読んでみても面白いです。
photo credit: rosefirerising
その他ケイジャンに関する画像を少し検索してみましたがだいたいがこういう感じで、古き良きアメリカ的な感じの地域のようでした。温暖な地域なんでしょう。行ってみたくなりました。
スケミッティの生息域
次にこちらがスケミッティの生息域です↓
学名はCambarellus schmitti、アメリカでの流通名はFontal Dwarf Crayfishです。
Fontal Dwarf Crayfishの「Fontal」は主に「泉」や「源泉」という意味となります。
したがってFontal Dwarf Crayfishとは、主に泉に生息してるドワーフという意味だともとれますし、ドワーフの源泉、つまりドワーフザリガニの元祖という意味ともとれます。そこまではっきり調べませんでしたので詳細は分かりませんがいったいどういう由来なんでしょうね。
とりあえず生息域はかなり限定されています。