ザリガニのオスは繁殖可能サイズまで育ったらそれ以上脱皮しない

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ザリガニのオスって飼育環境下で繁殖可能サイズまで育ったらそれ以上脱皮しなくないですか?ちなみにメスのほうは繁殖サイクルで定期的に必ず脱皮しますね。

最終脱皮を迎えたらそれ以上成長しない

ザリガニが脱皮しないということは

  • そこで成長が止まってしまう
  • 最終脱皮から残り寿命のカウントダウンがスタートしてしまう

ということを意味します。

つまり、最終脱皮(繁殖可能サイズになる脱皮を便宜的にこう名付けます)を迎えたらオスのザリガニはそれ以上大きくしてあげることもそこから長くは生かしてあげることもできない。

ということで”最終脱皮を迎えたオスをいかに脱がせるか”はずっと前から個人的に課題に思ってることです。

脱皮する理由がない

いろいろ考えたんですが、飼育環境下で繁殖可能サイズまで育ったらオスのザリガニにとってそれ以上脱皮する理由がなくないですか?

なぜならばザリガニにとって脱皮とは死の危険を伴うかなりリスクのある行為であるのに対し

繁殖可能サイズまで育ってたら生殖も可能ですしわざわざそれ以上成長するためにリスクを冒して脱皮する理由がないんですよ。

脱皮せずより外骨格をより硬化させるほうが合理的

しかもリスクを冒して脱皮するより現在の外骨格をカルシウムにより、より硬化させるほうが合理的なはず。したがって理由がなければそれ以上脱皮することがない。あくまで仮説ですが。

ちなみにザリガニの外骨格はキチン質というたんぱく質がベースになっていましてそこにカルシウムで強度を高める構造になってます。

ザリガニの外骨格とカルシウム
ザリガニの外骨格は水質が弱酸性だと水に溶けると思ってる方は方は多いと思います。実際、外骨格に含まれるカルシウム(炭酸

ザリガニが脱皮する理由

リスクを冒してでも脱皮する理由としては次のようなものがあると考えられます

  1. 季節の変わり目(これはちょっと真偽不明)
  2. 両爪が欠けたため再生の必要がある場合
  3. 生存競争のためにより巨大化する必要がある場合
  4. 自然環境下で自分の子孫を残すために必要がある場合(繁殖競争)

1.季節の変わり目に脱皮する

ザリガニは季節の変わり目に脱皮すると言われています。

ただし当方の飼育環境でこれまでに季節の変わり目にザリガニが脱皮した経験は一度もないのでこの説の真偽は不明です。

なお、当方のザリガニの飼育環境(高断熱マンション)では一年中水温が10~28度くらいです。冬眠の必要がないため脱皮しないとも考えられますがこれは検証してみるつもりです。

2.両爪が欠けたら再生のため脱皮する

ザリガニは両爪が欠けた場合には爪の再生のためにリスクを冒して脱皮します。

爪は繁殖と生存にとって必要だからでしょう。積極的に餌を大量に摂取して急速に複数回脱皮してアッという間に爪を再生させます。

ザリガニの驚くべき爪の再生スピード
脱皮不全で両方の爪が欠けてしまったアダルトサイズのオスのザリガニの爪がたったの2ヶ月でほぼ再生してしまいました。しか

こういったケースは何回も経験してますのでこの説は間違いなく正しいです。

3.生存競争のために巨大化が必要な時は脱皮する

ザリガニは生存競争のために巨大化が必要な場合には既に繁殖可能サイズに育っていてもリスクを冒して成長のために脱皮します。

例えばこの個体の育成環境は多頭飼育です。またこういった感じにこれまで巨大化した個体の飼育環境は当方の経験上全て多頭飼育です。

その後多頭飼育をやめて単独飼育に切り替えた時点で当方の経験上100%成長が止まります。十分に餌を与えても成長しなくなります。

4.繁殖競争のために必要がある場合にも脱皮するはず

主に自然環境下でメスと交配して自分の子孫を残せるのは基本的に強くて大きいオスとなるはずです。したがって最終脱皮を迎えた後も自然環境に生息してるオスにとってはリスクを冒してでも自分の遺伝子を残すためにより大きく成長するために脱皮するのかもしれません。

人工的に脱皮させるのはかなりハードルが高い

ここまでのところが現在当方で把握してるザリガニが脱皮する理由です。

  1. 季節の変わり目(これはちょっと真偽不明)
  2. 両爪が欠けたため再生の必要がある場合
  3. 生存競争のためにより巨大化する必要がある場合
  4. 自然環境下で自分の子孫を残すために必要がある場合(繁殖競争)

しかし、最終脱皮を迎えたオスのザリガニを意図的に脱皮させる方法としてはどれも結構ハードルが高いです。

ということで他に何か方法はないものかといろいろ考えてます。

ということでちょっと思いついたのがこちら。

アクリル絵の具です。長くなりますので別記事で~

『ザリガニのオスは繁殖可能サイズまで育ったらそれ以上脱皮しない』へのコメント

  1. 名前:青ザリ好き 投稿日:2019/09/02(月) 22:33:23 ID:d91bfa8d7 返信

    blogいつも拝見しています。私の単独飼育しているシザーの♂も大きくならず困っています。TL6~7センチぐらいで成長が止まり、半年から酷いものだと1年以上脱皮しません。不思議とどの個体にも共通しているのは、餌を与えてもすぐに食いつかなくなったことです。最終的には?食べているようですが…。水槽の大きさとかは関係ないでしょうか?現在プラケース小と中サイズで7センチ前後の個体を飼っています。ハサミが立派になる8センチぐらいまで何としても成長させたいです。ザリラムズさんのところでは大体何センチくらいで成長止まりますか?両ハサミの再生のために脱皮するのであれば、非常にかわいそうですが、安全に自切させる方法はあるでしょうか?

  2. 名前:ザリラムズ 投稿日:2019/09/03(火) 17:03:25 ID:1a4832934 返信

    当方の検証ですと最終脱皮後に大きな水槽に移動してもその後の成長には影響がないようですが(本文のとおり)もしかしたら稚ザリの時点から大きな水槽で育成すれば成長サイズに影響があるかもしれません。ザリガニは空間認識能力により生存環境のサイズ感を認識してる可能性があります。

    WILDからの累代が浅い血統であれば40センチ水槽で多頭飼育で育成すると8センチは普通に到達しまして中には10センチくらいになるものもいます。それに対してブラックキング系はどうもあまり大きくならない印象がありますね。

  3. 名前:青ザリ好き 投稿日:2019/09/05(木) 21:53:04 ID:e1cc7280d 返信

    返信ありがとうございました。今から他頭飼育に切り替えれば成長するでしょうか?
    また、色の薄い8センチのシザーがいるのですが、脱皮させなくても色を濃くさせる方法はないでしょうか?底砂は黒で飼育し、以前は色あげ餌を与えていましたが、最近は食欲自体がないです。水草も食べません。色あげ餌は他のシザーで脱皮した時に劇的に色が濃くなりましたが、脱皮しなければ色は変わらないようです。他になにか方法があればいいのですが…脱皮させるのが一番ですが、それが難しいので…

  4. 名前:ザリラムズ 投稿日:2019/09/06(金) 19:13:22 ID:ba98f60e4 返信

    既に最終脱皮を終えていたらオスの場合にはおそらくこれ以上大きくならないはずです。というのがもともとの本記事の趣旨です。

    アダルトのアメリカザリガニにイエローマジックという黄色くなる餌を与えると脱皮しなくても2週間くらいで黄色くなりますし、色はあくまで流動的なものなので脱皮を経なくても濃くなります。したがってこれからでもアナカリスなど植物性の餌を与えることで濃くすることはできるはずです。