海外サイトからワラダンの飼育に関する情報を収集してみました

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日本では忌み嫌われることの方が多いかもしれませんが、海外ではワラダン(ワラジムシやダンゴムシ)はペットとしてかなり人気で

Youtubeで「isopod」などと検索するとかなりたくさんの動画がヒットします。

そしてワラダン飼育がポピュラーな分、海外の飼育者のほうが明らかに飼育ノウハウなどに関して日本人より進んでいます。したがっていろいろ動画を見てると非常に勉強になります。

ということで今回の記事はワラジムシやダンゴムシの飼育に関してyoutubeなどの海外サイトで調べた内容をまとめてみました。

湿度管理と通気性が重要

結論から書きますとワラジムシやダンゴムシの飼育に際しては「湿度」「通気性」がむちゃくちゃ重要なようです。

以前書いた記事でも通気性は重要だと書いてます↓

ワラジムシやダンゴムシの飼育方法についてまとめました
ヤフオク出品してるワラジムシやダンゴムシに関してたまに飼育方法について質問がありますので簡単に解説してみます。

ちなみに植物の栽培に際しても「通気性」は非常に重要です。

理由もちゃんとありますが省略します。

いろいろ調べてると情報が次々と繋がってきてとても面白いです。

ワラジムシやダンゴムシの飼育のコツ

そしてワラジムシやダンゴムシの飼育のコツを簡単にまとめると次のとおりです。

  • 飼育に際しては湿度通気性が非常に重要
  • 湿度は高すぎても低すぎてもだめ
  • しかも最適な湿度は種により異なる
  • 飼育ケース内に湿度勾配を付けるのがよい
  • 落ち葉は必須
  • ダンゴムシは乾燥気味を好む
  • ベビーは湿度を高めにしないと死ぬ

落ち葉

ちなみに海外の方はワラダン飼育に際してオークとかメープルの落ち葉を使う方が多いようです。日本ではほとんどの方がクヌギを使ってるはずです。中にはとか朴の葉とかを使ってるマニアックな方もいるかもしれませんが。

このあたりお国柄が出てて面白いですね。

さらに、海外では落ち葉の代わりに段ボールを使ってる強者もいるようです。確かに段ボールの原材料はパルプですし通気性も高そうですので結構いいのかもしれませんね。最終的にボロボロに分解されてしまいます。

ダンゴムシは乾燥気味を好む

次にざっくりいってダンゴムシ(Armadillidium属は乾燥気味を好むんだそうです。例えばこのあたりが全部そうです↓

  • Armadillidium vulgare:オカダンゴムシ
  • Armadillidium maculatum:ゼブラダンゴムシ
  • Armadillidium klugii:モンテネグロダンゴムシ

せっかくなのでそれぞれ紹介してみます。

なお、Armadillidium属は植物防疫法によりオカダンゴムシ以外輸入が禁止されています。したがって「Armadillidium pulchellum」のようなダンゴムシを輸入することは密輸です。

詳しくはこちらに書きました↓

【密輸】エビガニが密輸ダンゴムシをヤフオク出品【Armadillidium pulchellum】
最近何かと話題のワラダン密輸マンエビガニ(イモガニ)が 植物防疫法により輸入が禁止されているダンゴムシ

植物防疫法の規制に関してはこちらで解説してます↓

植物防疫法の輸入規制について解説してみました
植物防疫法とは、生きた昆虫類などを海外から輸入する際の法規制です。生き物飼育者の方でこの内容を熟知している方はかなり

イモガニくん(エビガニ)はこのあたりしっかり勉強してしっかりルールを守ってください

ヨーロッパ系ワラジムシも乾燥気味を好む

話がズレましたが、ヨーロッパ系のワラジムシも乾燥気味を好みます。ヨーロッパという地域自体が乾燥しているというのもあると思いますが。例えばこのあたり↓

  • Porcellio sp “Sevilla”:シロヘリオオワラジムシ
  • Porcellio haasi:ハーシーオオワラジ

ベビーはやや湿度が高いほうがよい

なお、乾燥気味の環境を好むダンゴムシやワラジムシであってもベビーに関しては湿度を高めに保つ必要があるそうです。おそらく赤ちゃんのため耐乾性が弱いってことなんでしょう。もともとワラジムシやダンゴムシは水棲の生き物でそれが長い年月をかけて陸上での生活に適応しているだけのようですので。

ということでワラジムシやダンゴムシの繁殖に際しては湿度勾配という話につながります。

湿度勾配を付けるため床材はミックス

そして湿度勾配を付けるためには日本だとケース内の一箇所を湿らせてあとは乾燥気味にする手法がよく紹介されますが、海外ではそうではなく保湿性の高い床材(例えばミズゴケ、ココピート)、乾燥気味の床材(ハスクチップ、落ち葉)、などなど数種類をミックスすることで両方の場所を常に用意してあげる手法が一般的です。

床材に意識しながら注意深くyoutubeで動画を見ていただきますとほとんどの方がミックスした床材を使用していることに気付くはずです。

床材はココピートが推奨されていた

また、日本ではワラジムシやダンゴムシ飼育といえば腐葉土を使う方がほとんどだと思います。当方自身もそうでした。

しかし海外ではワラダンの飼育で腐葉土を使う方はほとんどおらず「ココピート」をメインとした「ミックス床材」を使ってる方がほとんどです。

ちなみにココピートとはこういうものです↓

ちなみにココピートはphが中性付近であることと、多孔質構造になっているため通気性、保湿性に優れている利点があります。

それに対して腐葉土のphは調整しない限り弱酸性です。

またアクアリウム水槽と同様に床材は使用してるとどんどんphが弱酸性に傾いていきます。そして菌類などの微生物は中性を好みます。ワラジムシやダンゴムシなどについては種により好むphが異なることと思われますがどちらにも対応できるのが中性です。

ワラジムシやダンゴムシはisopodと呼ばれている

なお、ワラジムシやダンゴムシは海外では「isopod(アイソーポッド)」と一般的に呼ばれています。「pillbug(ピルバグ)」と呼んでる人もいるみたいです。

pillbugは日本語的には「まるむし」みたいなニュアンスで主に丸くなるオカダンゴを呼ぶ際に使うようです。この辺り知っておきますと海外サイトで情報検索する際に結構便利です。

ここまで読んでいただきますと今までワラジムシやダンゴムシを飼育していなかった方も少し飼育に興味がでてきませんか?ワラダンは自然界においては分解者で生物多様性とかそういう話にもつながってきますし意外と奥が深いので楽しめますよ。分解者という点ではザリガニもそうなんですが。