水草や落ち葉を与えることでザリガニの「青の色揚げ」が可能

 

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「ドワーフザリガニに落ち葉を与えると茶色くなる」、「ミステリークレイフィッシュ(マーブルクレイフィッシュ)に水草を与えると茶色くなる」

こういうことがよく言われます。しかしこれらはすべて間違っています。実際に何年も掛けていろんな水槽で検証してますので断言できますが、ドワーフザリガニやミスクレに落ち葉や水草を与えても茶色くなることはないです。腐葉土も同じです。与えても茶色くなりません。

4/28追記:茶色くなるのは日光などの強い光にあてるからです。人間も日焼けすると小麦色になりますよね。それと同じ。

例えばこの↑の画像ですが、この撮影をしたちょっと前あたりから水槽に写真のとおり緑色のモスを大量に入れてました。それでこの綺麗な澄んだ青を維持できています。撮影のためにモスを入れたわけではありません。

落ち葉を与えたことで濃い青になった

もうちょっと分かりやすい例をあげますとこちら↓

この写真はヤフオクのシュフェルディの出品で使ってるため見覚えがある方は多いと思いますが、ここでハッと気づいた方は多いはず。水槽に落ち葉を入れてます。そしてシュフェルディはかなり「濃い青」です。落ち葉を食べたことでカロチンを取り入れ色が青くなってます。

ヤシガラ繊維を食べたことで青くなった

さらに別の例を挙げますとこちら↓

大量のヤシガラ繊維が入っていましてスケミッティの色は「濃い青」です。ヤシガラ繊維に含まれるカロチンを食べることで濃い青になっているものと思われます。

ヤシガラを食べなくてもおとひめ(そだてーる)だけを与えて育成した場合でもこれくらい濃い青にはなりますのでヤシガラ繊維(ココファイバー)だけが理由ではないかもしれません。

なお、文章からだけでなく上のように公開している画像にはいろんなヒントが隠されてます。そういうのを注意深く見抜いて自分の水槽でも試してみたりすることで飼育スキルがあがります。

全ての植物にカロチンが含まれる

ザリガニの青や赤や黒といった色の元となる「カロチン」ですが

基本的にすべての植物に含まれており、その役割は強烈な日光に対するバリアなんだそう。つまり、植物の緑色の葉っぱには漏れなくカロチンが含まれています。ザリガニの色揚げといったらアナカリスですがアナカリスだけが有効なのではないです。

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逆に言うと地下茎である大根やレンコンあたりにはほとんどカロチンは含まれないです。

実際大根やレンコンは「淡色野菜」というグループに属しており、この「淡色野菜」とはカロチン豊富な「緑黄色野菜」との対比でカロチンが少ない野菜のことを指しています。

「緑黄色野菜」と「淡色野菜」の違いは?

なお、ヤシガラ繊維に含まれるカロチンの量は不明ですが、

ヤシといえば灼熱の太陽の南国の植物です。またヤシはかなり栄養価が高いんだそう。ヤシガラは搾りかすですのでほとんど栄養など含まれていないように思いますが。

茶色くなるのは日光やライトの光のせい

当ブログで繰り返し書いていますが、ザリガニの色が茶色や黒になるのは日光やライトの光のせいです。落ち葉や水草のせいではありません。これはドワーフザリガニミステリークレイフィッシュ(マーブルクレイフィッシュ)クリアザリガニなど、すべてにおいて共通です。

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ミスクレに水草を与えたら茶色くなったと書いてあるブログを大昔に見たことがありますが、水草を与える与えない以前に明るい場所に水槽を設置していたら茶色くなるのは当たり前、それはザリガニにとってただの生理現象です。

ただし色の元であるカロチンを制限してしまえば栄養不足で明るい場所に水槽を設置していてもザリガニは青くなります。しかしそれは色を揚げているのではなくただの栄養不足です。カロチン不足です。

日光やライトを当てても色が変わらない例外

なお例外として、白ザリやゴーストザリガニ、ホワイトアレニーのようなアルビノの色素が欠乏しているのモルフのザリガニは日光やライトにあてても茶色くなることはありません。そもそも色素が欠乏しています。

ここまでくるとちょっと難しく感じるかもしれませんが繰り返し読んでいただいてご自分でも検証していただけると書いてある内容すべてその通りだと分かるはずです。こういう検証をしないでどこかで見たり聞いたりした適当な情報を鵜呑みにしてしまう方が非常に多いですが。

『水草や落ち葉を与えることでザリガニの「青の色揚げ」が可能』へのコメント

  1. 名前:メロン 投稿日:2020/07/25(土) 20:10:13 ID:19998a136 返信

    こんばんは、ザリガニのオスは脱皮してから交尾ができるまでにかかる日数はどれくらいですかね?

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/07/26(日) 02:09:00 ID:043fcbf87 返信

      考えたことなかったです。最低2週間くらいおいてからにしてはいかがでしょうか?交配は急いでするものでもないですし種親の安全を一番に考えてあげるのがいいかなと思います。

  2. 名前:cinditt 投稿日:2020/11/05(木) 16:39:43 ID:3c15c5c4b 返信

    ザリラムズさん、こんにちは。

    いつもブログ拝見させて頂いています。
    2、3、8月とスケミッティを購入させて頂きました。
    この度初めて孵化させ順調に育っているのですが、どのタイミングで再度交配させればいいかわかりません。(現在はメスと稚ザリしかいない水槽にいます)
    というのが、メスが子離れ後に死んでしまうというのが今までの通例です。脱皮不全で死んだり、動きが鈍くなって死んだりします(若親の場合は死にません)。

    この場合、どのタイミングでオスの水槽に戻せばいいですか?脱皮や、2週間くらいを目安にするとかでいいんでしょうか?
    また、再度交配させるには、ペアリングだけ行ってもう一度メス水槽にもどすか、オスのいる水槽で多頭飼育するとか、どちらにすれば良いのでしょうか?

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/11/06(金) 02:06:22 ID:bc04de5dc 返信

      cindittさん

      いつもありがとうございます。お話伺って疑問を感じたのは「ペアリング」というワードです。当方はドワーフザリガニに関しては多頭飼育で管理してましたのでペアリングをするとかしないとかそういう判断は一切ないです。自然に増加していました。

      ザリガニは単独飼育するのが大原則だというデマ情報が一般的に広く流れているため勘違いをしている方がかなり多いと感じますがザリガニ全般的にペア飼育、多頭飼育が可能です。アメリカザリガニですらペア飼育が可能です。スタート時点から間違ったデマ情報をもとにザリガニ飼育をしているのがそもそもの大間違いです。したがってこちらがどんなアドバイスをしても理解されない状況が続いていると感じます。

      適切な環境を用意して放置気味に飼育していたらドワーフザリガニは勝手に繁殖します。

      なお個人が特定外来生物の繁殖をしたとして取り締まりを受けることは制度的に100%ありえないと思いますが、法律的には特定外来生物の繁殖はできないことになっていますのであくまで参考情報としてお願いいたします。