ザリガニの脱皮不全は栄養不足が原因ではない

現在エビガニに対して名誉棄損法的措置を検討しています。もしどなたかエビガニの住所氏名等をご存じの方は当方までご連絡ください。エビガニらによる誹謗中傷発言等を見かけた方もスクリーンショットを撮影してDM等にてご連絡ください。相応の御礼をさせていただきます。
無知なザリガニ飼育者エビガニ(イモガニ)がワラダンを密輸(植物防疫法違反)
植物防疫所に確認しないで未判定種を輸入したらそれはすべて密輸
自分が管理するちっちゃな水槽内の出来事が全てだと勘違いしちゃう痛い人

 

飼育してるザリガニが脱皮不全で死ぬことがあります。その際、なんらかの栄養不足により脱皮不全になったのではないかという考える方がいらっしゃるようですが栄養不足によりザリガニ(甲殻類)が脱皮不全になることは通常ありえないというのが今回の記事の内容です。

カルシウム不足では脱皮不全にならない

ツィッターを見てますと「カルシウム不足」でザリガニが脱皮不全になったのではないかという意見をちょくちょく見かけます。

ザリガニの外骨格の形成にはたくさんのカルシウムが必要でカルシウムが不足していたから外骨格の形成がうまくいかず脱皮不全になったのではないかという理屈なんだと思いますが

それはありえないです。

なぜならザリガニの脱皮メカニズムは以前解説したとおり脱皮前に胃石を作ってカルシウムをそこにチャージし、脱皮後にその胃石から新しい外骨格にカルシウムを移して新しい外骨格を硬化させるというものです。

ザリガニの外骨格とカルシウム
ザリガニの外骨格は水質が弱酸性だと水に溶けると思ってる方は方は多いと思います。実際、外骨格に含まれるカルシウム(炭酸カルシウム)は水に溶けます。

したがってカルシウム不足により古い脱皮殻からうまく抜けだせなくて脱皮不全になるとはちょっと考えづらいです。そうは思いませんか?

コレステロール不足で脱皮不足になる??

あとは「コレステロール不足」により脱皮不全になるというような意見も最近目にしました。

ザリガニなどの甲殻類の脱皮は脱皮ホルモンと関係していまして↓のPDFに結構詳しく解説してあるので詳しくはそちらをご覧いただくといいのですが、

http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/publication/shuuroku/shuuroku-30,89-94.pdf

その脱皮ホルモンはコレステロールから作られます。したがってコレステロール不足だと脱皮ホルモンがつくられなくて脱皮不全になるという理屈なんだと思いますが、

当ブログ推奨の最高のザリガニ餌である「おとひめEP3」には原材料としてオキアミを豊富に使用しておりそのオキアミ(エビ類)にはコレステロールが豊富に含まれています。

したがって当ブログ推奨のおとひめを与えている限りコレステロールが不足するなんてことは通常ありえないと思います。どんな原材料が配合されているか分からない個人の自作餌だとそういうことってもしかしたらあるのかもしれませんが。

またおとひめに限らず通常市販されているような人工飼料にはオキアミは普通に含まれていますしオキアミ以外にも広く食物にはコレステロールが含まれているので人工飼料を与えている限りコレステロールが不足することってありえない気がします。人工飼料ってだいたいが栄養バランスをよく考えられて作られてますし。

そもそも脱皮の途中で脱皮ホルモンを使い果たして「うわあああああホルモンがあああ不足しているううう~~~!!!」ってことで古い脱皮殻が脱げなくて脱皮不全になるとかありえないかと笑

障害物があると脱皮不全になりやすい

じゃあザリガニの脱皮不全はどういう原因で起こるのかといいますと、結構多いパターンが障害物が邪魔して上手く脱げないため脱皮不全になるというパターンです

以前ザリガニの脱皮の一部始終を撮影したことがあるのですが↓

ザリガニの真後ろに鎮座する赤いサンゴ石が脱皮の邪魔になると判断して動画の途中で取り出してます。おそらくこれを取り出してなかった場合には脱皮するために十分なスペースが確保できずに脱皮不全になってるはずです。

老化も脱皮不全の大きな原因

また脱皮不全の原因として多いのが老化です。

脱皮にはたくさんのエネルギーを消耗するのですが必然的に残りの体力が少ない老化個体は脱皮の途中で体力を使い果たして脱皮不全となりそのまま死にやすいです。

なお、そもそも脱皮する体力がなくて脱皮できなくて死ぬパターンのほうが多いと思いますので脱皮の途中で体力を使い果たして脱皮不全になるというのは結構レアケースなのかもしれません。

浸透圧が甲殻類の脱皮不全と関係あるかも

なお、ここから先はただの仮説でしてこれがもし本当なら学会で論文発表してもいいレベルに「新説」だと思いますが脱皮不全には浸透圧が関連しているのかも。ただし長くなりますので詳しくは別の記事で。

最近コメント欄で話題になったのでまた思い出したのですが、そういえば今回の記事、オカルトパクリブログ管理人ラマシーザリガニさんが食いついてきそうなネタですね。しかしそれ以前にまずはあなたはラマシー(Procambarus llamasi)の学名間違いを訂正するところからはじめてみてはいかがでしょうか。Procambarus llamassiじゃないんですよ(笑)

どうでもよかったですね😅

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『ザリガニの脱皮不全は栄養不足が原因ではない』へのコメント

  1. 名前:レミリィ 投稿日:2020/07/16(木) 17:23:06 ID:c3f032828 返信

    ザリガニの脱皮ってこんな感じなんですね〜!
    どことなくセミっぽい印象を受けました。
    チェリーシュリンプの場合だと、脱皮しそう→来るか?来るか?来るか?→シュバッって感じに一瞬で脱皮するんですよ。
    バトル漫画でよく見る「フッ残像だ」みたいな感じです(笑。
    もし初めて生でザリガニの脱皮を目撃していたら、横向きにコテンと倒れている姿に死んでしまったと勘違いしていたかも知れません。
    貴重な映像、ありがとうございます!

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/07/16(木) 19:46:03 ID:b568bb0a5 返信

      セミは甲殻類に近い近縁のようですのでセミの脱皮とザリガニの脱皮は似てる部分があるのかもしれませんね。

      自分は逆にシュリンプの脱皮は見たことがないです。シュリンプも脱皮しそうだなっていうの分かるとは知りませんでした!

  2. 名前:レミリィ 投稿日:2020/07/16(木) 20:36:11 ID:c3f032828 返信

    チェリーシュリンプの脱皮の前兆ははっきりとした言葉にはし辛い感覚的なものなんですが、踏ん張る様な全身が力んでいる様な様子でした。
    その後しばらしくして全身が一瞬ブワッと白く?二重に姿がぶれる様に見えた後、背中方向に向かって逃げる時の様なジャンプをして殻から射出される感じです。
    動画を探せば実際に見られると思いますが、本当に一瞬で脱げます。
    たまたま家の個体が綺麗に脱皮したのを見かけて、記録用として写真に撮っておいたので添付しますね。

  3. 名前:cindi 投稿日:2020/07/28(火) 14:57:19 ID:ec9ff0673 返信

    ザリラムズさん、こんにちは。
    脱皮不全の記事をアップされていたので
    こちらに書き込ませて頂きます。

    まずはご報告です。
    前回のスケミッティの
    「抱卵後、脱皮せずにもう一度抱卵できるか」
    の検証についてですが、
    検証したところ一回は脱皮せずに抱卵しました。
    2回目は確認できませんでしたが、同じ個体が脱皮不全で現在は隔離しています。

    最近ポツポツ死や脱皮不全で困っています。
    偶然かもしれないですが、
    50リットル水槽で10リットルくらいを足し水しているのですが、足し水にジクラウォーター やpsbを使うと翌日死んだり、脱皮失敗しているように
    思います。素人なので勘違いかもしれませんが。
    チェリーシュリンプもポツポツ死にますが、卵も孵ったりしています。
    psbはバクテリアが入っていまるので
    酸欠かと思い、エアレを設置しました。
    全体的に活発になったというよりは、夏になってからあまり動き回らなくなり、ハサミかけが目立つようになりました。
    今回亡くなったのは2月にザリラムズさんから購入した個体でしたが、4センチを超えていました。目立った外傷はありませんでした。
    何故☆や、脱皮不全になるのか、わからなく困っています。

    60センチ水槽
    外部ろ過‥‥水流をかなり弱くして水中で下から上に向けている。
    エアレ‥‥いぶきエアーストーン幅20センチ。少々うるさい。ザリガニには迷惑かも?
    水温‥‥25℃〜27℃
    餌やり‥‥1日2回そだてーる
    添加剤‥‥ジクラウォーター 、psb。換水か足し水の時に使用。GEXのカルキ抜きのみ方がトラブルが起きにくかった印象です。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/07/28(火) 16:26:23 ID:310749f32 返信

      cindiさんこんにちは!

      検証ありがとうございます。ということはスケミッティに関してはメスは脱皮しないで2回連続抱卵を行うようですね。

      バクテリアに関しては、既に立ち上がってる水槽に投入する必要は全くないのではないかと思います。既存のバランスを壊すだけですしそもそも足したくらいでは既存のバクテリアに置き換わることはないかと。腸内細菌もヨーグルト飲んだくらいでは変わらないですし。そもそもバクテリア自体有機物ですので水を汚します。

      またドワーフが繁殖できているということは現在の環境に適応しているわけですのであえて手を加える必要はないと思います。

      死因に関しては寿命かなと最初ちらっと思いましたが2月に購入ということは寿命ではないですね。そういえばうちの水槽でも少し落ちてた個体がいました。おそらく季節的に水温が上がって溶存酸素量が低下してる可能性はありそうですね。ただ現在25-27度で管理されているということで、うちもそんな感じでして、ということは水温だけが原因でもないのかもしれないですし27度くらいからポツポツ死が始まるのかもしれませんね。

      まだ記事書いてませんが脱皮不全は頻繁な水替えや足し水が原因だと思ってます。詳しくはそちらで書きたいと思いますが。

  4. 名前:cinditt 投稿日:2020/07/28(火) 17:57:38 ID:2dbf6f199 返信

    ザリラムズさん、いつも返信ありがとうございます。
    ペットショップや、他のサイトでは
    ザリガニに関してはあまり信用できなくて
    こちらで聞くのが1番と思ってます。

    ザリラムズさんでも落としてしまうことあるんですね!私はスケミッティを落とすことがショックでショックで
    色んな策を講じましたが、
    間違ったやり方をしていたようですね。

    足し水に関してはファンで冷やしてると限界がありますよね。ペットボトルを凍らせて水槽の中に設置したりしましたが、下がるのは下がるんですが、温度変化がファンよりは急激かなとおもってやめました。

    障害物による脱皮不全の線を考えて
    100均の竹炭よりも大きいセラミック製のものを用意していましたが、
    脱皮不全になってましたね。
    そんなにリスクがあるのに外で脱皮しない理由は、やっぱり襲われる危険があるからですよね。
    ということは、チェリーシュリンプとかも入れない方がいいんですかね?観賞用ですので掃除屋さんを入れてるんですが。
    どう思いますか?

    あ、繁殖成功してるのは、
    チェリーシュリンプだけです。
    ドワーフはできてないです。

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/07/28(火) 18:19:30 ID:310749f32 返信

      まだ繁殖していなかったんですね。それはショックだと思います。

      ということでしたら思い切って環境を変えてみるのはいかがでしょうか?以前別の方?にお話しした記憶があるのですがドワーフなどの止水系の生き物は流れがあると良くないですしあと、外部フィルターでろ過するよりはスポンジの投げ込みフィルターがおすすめだと思います。多少汚れが蓄積してるくらいのほうが彼らにとっては理想的な環境のはずです。

      うちはエアコン付けっぱなしにしてますがそうでないならドワーフでしたら水温を頑張って下げる必要はないはずです。原産地のメキシコ湾は結構気温が高いです。

  5. 名前:cinditt 投稿日:2020/07/28(火) 19:00:50 ID:2dbf6f199 返信

    そうなんですよ。

    以前スポンジフィルター教えてくださったのは、私にですね。外部フィルターは買ったばかりなので、できるだけ弱くしてるので暫くこのままで行ってみます。
    ソイルで底面ろ過にしているんですけど、
    結構汚くなってますね。
    餌の食べ残しもそのままの方がいいですか?
    そのままにしておくとイトミミズやらプラナリアやら、凄いことになるんですけど。

    少し気になるのは写真のエアレーションですね。幅が広がる20センチもあるんですが。
    ザリガニは下からのエアーって大丈夫なもんなのですか?

    • 名前:ザリラムズ 投稿日:2020/07/28(火) 23:10:50 ID:310749f32 返信

      食べ残しが沢山あって腐敗しかけてたらさすがに気付いて取り除きますがいちいちチェックはしてませんし昔から気にしてません。
      ある程度雑にやったほうがドワーフザリガニに関してはよいと思います。

      基本的に水生生物は流水系か止水系で全く管理方法が異なりますがドワーフは明らかに止水系の生き物です