特定動物についてまとめてみました&飼育者より長生きする特定動物の飼育許可っておかしくない?

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今回の話は動物愛護法に規定されている「特定動物」に関する話題です。

特定動物とは

ちなみに「特定動物」について解説しますと次のとおりです。

生命身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定められる動物種

wiki

要するに特定動物とは、クマライオンそしてチンパンジーニシキヘビマムシなどのような人間に危害を与えかねない危険な野生動物をいいます。

特定動物と特定外来生物の違い

ちなみにザリガニ飼育者おなじみの「特定外来生物」に関しては国外由来の外来生物のみがその対象となりますが(詳しくはこちらで解説「特定動物」の場合にはマムシが含まれていることからも分かる通り外来生物であるかどうかは関係ないです。人間に危害を与える危険があるかどうかだけです。

ちなみに「特定動物」のリストは環境省HPのこちらに掲載されておりそこにはワニガメも含まれています。そして今回は特定動物の中でもそのワニガメについて注目してみます。ただし色々ちょっと前置きがありますので順番に話を進めていきます。

ちょっとややこしいワニガメとカミツキガメに関する法規制は次のとおりです↓

動物愛護法 外来生物法
ワニガメ 特定動物 要注意外来生物
カミツキガメ 特定外来生物

危険な野生動物であっても許可をとれば飼育可能

現行法上、クマやライオンといった人間に危害を与えかねない危険な野生動物(=特定動物)であっても許可をとれば飼育することが可能です。なぜ危険な野生動物の飼育許可が下りるのか?って疑問に思う方もいるかと思いますが本来は動物園などでの飼育を想定して許可制という制度になっていたのではないかと思います。

個人でも特定動物を飼育可能

なお、特定動物の飼育許可をとるためには一定の基準を満たした上で許可申請をする必要がありますが、なんと個人が特定動物を飼育することも可能です。例えば個人がライオンを飼育することも可能です。

よくあった事例としては個人がペットとしてワニガメを飼育するというものです。ということでワニガメは爬虫類ショップで普通に販売されていたりします。いまだに販売されています。「ええええ?」って思いません?色々とかなりおかしいです。

侵入生物DB

特定動物の飼育許可をとるための基準

ちなみに特定動物の飼育許可をとるためには飼養施設の構造や規模などに関して一定基準をクリアする必要があります。詳しくはこちら

なお令和2年6月1日から「愛玩目的=ペット用」の特定動物の飼育は禁止されました(既に許可をとっている場合の継続飼育は可)ので現在はペット用として特定動物の飼育許可をとることはできなくなりました。

このあたりの経緯に関してはこちらのページが詳しいです。へええ~って思いますがはっきり言って禁止されるのは当たり前ですね。もっと早く禁止しておくべきでした。

飼育者より長生きする特定動物の飼育許可

なお前述のとおり特定動物の飼育許可をとるためには飼養施設の構造や規模などに関して一定基準をクリアする必要がありますが逆に言えば一定基準をクリアしている場合にはなにかしら問題があったとしても飼育許可が下りてしまいます。

例えば、軽く100年くらい生きて飼育者より明らかに長生きするワニガメのような特定動物であっても飼養施設の構造や規模などが一定基準をクリアしていたら飼育許可が下ります。

軽く100年最長200年生きるワニガメの終生飼育なんて絶対に不可能じゃないですか。それなのに絶対に終生飼育不可能だと分かっているワニガメの飼育許可が下りる現在の制度はかなりおかしくないですか?

環境省のこちらのページに色々書いてありますが特定動物は厳重に管理することを前提に飼育が許可される生き物だからです。色々と長くなりますので別記事に続きます。