タイゴーストのグレードと希少性の基準についてまとめてみました

 

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Twitterでこんなことをツィートをされてる方がいました。

タイゴーストのハイグレードって、何を基準に評価しとるんかな?

言われてみますと確かにハイグレードってどんな基準なんだろうって疑問に思いますよね。

なおこの記事は2018年8月に公開したものですが読みやすくほんの少しだけ修正して再公開したものです。

タイゴーストのコンテスト基準

少し考えてみましたが個人的にタイゴーストはタイから輸入されてくるものなのでタイゴーストのグレードを判断する際にはタイでのコンテストの基準が参考になるのではないかと考えました。

画像引用元:AQUA GALLERY ROSSO

例えばタイではタイゴーストのコンテストが定期的に開かれており、各部門ごとにグレードを判定する基準が細かくあるそうです。詳細は上のページをご覧いただくとよいと思います。

ちなみに少し話はずれますがネット検索していましたらタイゴーストのグレードの証明書みたいなものを見つけてしまいました。しかしこれ何の意味もないです。ザリガニ界隈でよくある素人が自作した証明書詐欺と全くおなじ。

画像引用元:かねだい我孫子店

悪どい輩はいろんなことを考えるものですね。「JOCA」という架空団体を使ったタイゴーストの正規輸入詐欺もありましたが。

JOCA(Japan Official Crayfish Alliance)
前回の記事の最後に出てきたJOCA(Japan Official Crayfish Alliance)ですがいったい

タイのコンテスト基準でグレードを判定する意味がない

前述のとおりタイゴーストのグレードの判定基準としては「タイでのコンテスト基準」が参考になるのではないかと思いますが、ただし個人的には日本人ザリガニ飼育者がタイのコンテスト基準を気にしても意味がないと思います。

なぜなら日本ではゴーストザリガニのコンテストなど行われていないのでタイでのコンテスト基準など意味がないですし、タイ人の感性と日本人の感性はまるで異なるのでなぜ我々日本人がタイ人が定めた基準に従わなきゃいけないんですか?って感じです。

そもそもタイのコンテストなんて素人ブリーダーが有名になるためにやってるものです。仲間内でやってる自作自演コンテストみたいなものじゃないんですか?

そもそもゴーストザリガニは日本が元祖です。

タイゴーストはタイで改良されたものではない
2018/5/15追記:記事の中で何点か誤りがございます。タイには技術がないというのは大きな間違いでした。むしろタイ

しかもアメリカザリガニがタイに持ち込まれた経緯って密輸のはずです。タイ政府はザリガニの輸入を認めていないので。(それはまぁどうでもいいですが)

白い部分が広いほうがグレードが高いわけではない

ゴーストザリガニの白い部分(白化)は日本では広ければ広いほど好まれる傾向があります。

日本人にとってはアメリカザリガニというと真っ赤なアメリカザリガニのイメージが強いので、白い部分が広いほど真新しさを感じるからではないかと思いますが。

しかし、ゴーストザリガニの白化部分は累代するごとに単純に広がっていくものです。白化部分が広いほどハイグレードだということは一切ありません。

ちなみにタイには日本とは違い自然環境下にアメリカザリガニはいないんだそうです。したがってもしかしたらほとんどのタイ人は真っ赤なアメリカザリガニを見たことがないのかもしれませんね。

白化しにくい部分が白化してる個体はグレードが高い

タイゴーストの白化は累代により単純に広がっていき、ある程度遺伝性もあります。またボディの中で白化しやすい部分と白化しにくい部分があります。

したがって白化しにくい部分が白化している個体は希少性が高いと言えます。逆に白化しやすい部分が白化していない個体も希少性が高いと言えます。つまりどちらも希少性が高いです。

そういう個体の最高峰と呼べるのが↓のザリガニだと思いますが

これはタイゴーストが誕生する数年前北代さんという日本人ザリガニブリーダーが作成した個体です。こういうのは本当に素晴らしいですね。

タイゴーストはタイで改良されたものではない
2018/5/15追記:記事の中で何点か誤りがございます。タイには技術がないというのは大きな間違いでした。むしろタイ

みんな雑誌記事とかショップなどのブームを作りだしたい人達に騙されてますがゴーストザリガニの改良は日本が元祖です。タイゴーストはタイで改良されたものではないです。

ザリガニの色に希少性などない

それはさておき、日本では青系のザリガニが好まれる傾向があります。そしてそれはゴーストザリガニも例外ではありません。しかしザリガニの色は固定可能なのでいくらでも量産可能です。したがってザリガニの色に関してレア度は一切ないです。

実際に黒いザリガニシザーが初めて登場したときはまだ誰も見たことがない表現だったため1ペア数10万円?の値段で取引されたようですが2年くらいで相場が暴落し現在では1ペア千円程度に落ち着いてます。

このようにザリガニの色はグレードの判断基準には全くならないです。

自分が好きな色や模様の個体を飼育するべき

このようにザリガニの色や白化部分の広さに希少性などはありません。自分が好きな色や模様の個体を飼育するのが一番だと思います。愛着が一番重要なんじゃないでしょうか?

犬や猫などにも「ショーグレード」「ペットグレード」がありまして一般的にペットショップで流通してる犬猫は基本的にすべて「ペットグレード」です。ショーグレードはショーに出したり種親にするためにブリーダーが確保するので。しかし誰も自分が飼育してる犬や猫のグレードなんて気にしませんよね。お迎えしたら家族ですしザリガニも同じだと思いますよ。

ハイグレード個体を掛け合わせてもハイグレードにならない

ゴーストザリガニに関してはハイグレード個体を掛け合わせても必ずしも産まれる子供はハイグレードにはなりません。

本当はなるんですがザリガニの色彩変異の仕組みをほとんど分かっていない状態で綺麗な個体と綺麗な個体を掛け合わせても親と同レベルに綺麗な個体が産まれることはないです。

2019.8.19追記:タイゴーストは種親→F1→F2→F3→F4と累代していってF3、F4になって初めて種親に近いグレードの子供がとれるようになるという情報をDMでいただきましたのでこの点について補足させていただきますと種親の系統が違うからそこまで累代する必要があるんです。

つまりペアのチョイスを間違えると系統が異なるためF1で表現がホモ接合せずそこから種親レベルまで表現を戻すには複数回の累代が必要だということです。お分かりいただけますか?

結論としては繁殖を目的としてタイゴーストを購入する場合には同腹兄弟の同じようは表現のF4をペアで入手して繁殖させれば産まれる子供の累代数はF5となります。この場合自分でさらに累代する必要はないと思いませんか?

タイゴーストの希少性

繰り返しになりますがタイでのコンテスト基準は日本のザリガニ飼育者には全く関係がないですSじ色や白化部分の広さにも関係ないです。したがってそんなの気にしても意味ないですし自分が愛着を持てる個体を飼育するのが絶対に楽しいです。

しかしタイゴーストを輸入販売している業者などは取り扱っているタイゴーストがハイグレードであるかのようにアピールして少しでも高値で販売しようとします。

これを言うとちょっとかわいそうなんですが、タイゴーストの輸入販売業者はザリガニのプロではなく輸入手続きのプロです。ザリガニについてどこまで詳しいのかな?って思いますしそういう人達のセールストークはあまり信用しないほうがよいです。

イベントでザリガニを販売してる人やショップの店員なども同様です。

『タイゴーストのグレードと希少性の基準についてまとめてみました』へのコメント

  1. 名前:萩もん 投稿日:2018/08/19(日) 00:42:15 ID:cf97607d9 返信

    ザリラムズさんの好きなゴーストはサンセットゴーストに似ていますね!スーパーレッドはヒゲまで赤かったような気もしますが違いとかあるのでしょうか?

  2. 名前:ザリラムズ 投稿日:2018/08/19(日) 09:50:41 ID:3a79a32ed 返信

    写真の個体はスーパーレッド系です。

    オレンジザリガニのゴースト表現がサンセット、
    スーパーレッドのゴースト表現がタイゴーストのスーパーレッド

    となります。他にもまだでてない表現はあるのかもしれませんね。

  3. 名前:萩もん 投稿日:2018/08/20(月) 15:14:35 ID:dc412d364 返信

    なるほど!たしかに色が真っ赤ですし!あまりサンセットゴーストとスーパーレッド系の区別がなかなかつけられないもので助かりました!

  4. 名前:ザリラムズ 投稿日:2018/08/20(月) 17:27:50 ID:54b715ebb 返信

    オレンジザリガニでも赤くなるように育成すればスーパーレッドザリガニみたいになりますし逆にスーパーレッドザリガニでもカロチンが不足してたらオレンジザリガニくらいの発色しかしないでしょうしザリガニの色は境界線がかなりあいまいだと思います。

    • 名前:萩もん 投稿日:2018/08/21(火) 14:13:42 ID:787229b49 返信

      そうですねぇー…オレンジザリガニを色揚げしてスーパーレッドとして売ったりしてもわからない人には一緒わからないでしょうし←僕も
      ザリガニの偽善販売は終わらないでしょうねー…ザリガニのいいところが悪用されるのは心が痛いものです…