ザリガニを繁殖させて綺麗な子供をとりたい場合の交配の法則についてまとめてみました

 

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ザリガニを繁殖させて綺麗な子供をたくさんとりたい!という方は結構多いと思います。目的は販売だったり観賞目的だったり色々だと思いますが。

ということで今回は綺麗な子供を繁殖したい場合の交配の法則についてまとめてみました。

繁殖販売は好きにやればいい

ちなみに世間一般的にお金儲けのために飼育してるペットを繁殖することに対して否定的に考える方が多い気がしますが、当ブログは販売目的でザリガニを繁殖するのは肯定派です。ザリガニなんて好きに飼育したり繁殖すればいいと思います。

犬猫などの哺乳類寿命がかなり長い爬虫類などに関しては繁殖するのであれば計画的にしっかりと考えて行う必要があると思いますが。

水槽のキャパを超えて数が増えることはない

なおザリガニは1回の繁殖でだいたい400匹赤ちゃんが産まれますが、400匹産まれても4匹収容可能な水槽しか用意しなければ水槽内で自然淘汰して最終的に4匹しか生き残りません。

水槽のキャパを超えて増えることはないってことですが以前記事にも書いたとおりです。

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こういうのはちょっとかわいそうに感じる方もいるかもしれませんが自然界だとこれが普通です。自然淘汰により優秀な遺伝子だけを残すことで種としての競争力を維持してます。

そういえば以前すごく変なことを言ってた気持ち悪い人がいましたね↓

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気分が悪くなるだけなので読まない方がよいかと思いますが気になる方は笑

法則①改良品種は近親交配するのが大原則

ここからが本題です。ザリガニを繁殖して綺麗な子供をとりたいのであれば近親交配するのが大原則です。これはザリガニに限らず改良品種の生き物全て共通です。

ポイントは次の3点です。

  1. 近親交配をする(同腹兄弟がベスト)
  2. さらに同一表現など似たような特徴のものを選別交配するとなおよし
  3. 必要に応じて戻し交配という手法もある

犬猫でも爬虫類でも全ての改良品種の生き物は近親交配することで品質を維持できます。毎回近親交配を避けてると最終的に元の原種に戻りますよ。理由は遺伝の優性劣性の法則を考えると分かるはずですが。

ちなみに繁殖に際し近親交配するといけないなどと言ってる悪徳ペットブリーダーなんかも多いですが購入者に手軽に繁殖されると商売にならなくなるので手軽に繁殖させないために嘘ついてるパターンが多いです。致死遺伝がある場合は別です。

タイゴーストは近親交配しないと並グレードになる

改良品種の繁殖に関連してタイゴーストの繁殖についても触れておくべきだと思うので特別に触れておきます。

ヤフオクなどで売られているタイゴーストの中から自分好みの個体2匹購入してペア組んで繁殖したら両親のいいところどりの子供が産まれると考える方が少なからずいるんじゃないかなと思います。

しかし残念ながら全くそうはならないのでそういう目的でタイゴーストを購入するのは絶対にやめた方がいいです。タイゴーストを繁殖して両親と同レベルのグレードの子供をとりたいなら同腹兄弟で近親交配で繁殖するのが絶対条件だからです。

タイゴーストを繁殖して綺麗な子供をとるためのポイントは次の3点です。

  1. タイゴーストなどのゴーストザリガニの色や模様には遺伝性がある
  2. 兄弟間等の近親交配で繁殖すれば色や模様を引き継ぎついだ子供が産まる
  3. 逆に兄弟間等以外で交配した場合にはどんなに高額で綺麗な両親ペアを使ったとしても産まれてくる子供は並グレードになる

そもそもタイゴーストは絶対に同腹兄弟ペアでの販売を行いませんよね。そんなヤフオク出品見たことないです。そんなことしたら日本の購入者がいくらでも量産できるので商売あがったりになるからなんですが。

※ちなみにこういう情報はタイゴーストの輸入販売をしてる業者にとっては都合が悪い情報なのかしっかり公開しないで販売してる業者ばかりでなんだかみんなプロじゃないなぁと思います。(そもそも自分で繁殖してないから知らないのかも笑)

同一血統で近親交配すれば品質を維持

綺麗な子供をとりたいなら販売に際してしっかり血統を明記して販売してる当方などからザリガニを購入してその記載どおり同一血統で近親交配で繁殖を行えば購入した個体の品質を維持できます。

それがこういう出品になります(一覧)↓

発送日限定・送料梱包費込 激青アメリカザリガニ... - ヤフオク!
※ 長文ですが、必ず最後までお読みください。 御覧頂きありがとうございます。 これまでに合計9セット出品させて頂いております、自家繁殖したアメリカザリガニ改良品種の若い個体(1月19日ハッチアウト)6匹です。  元親はヤフオクに多く出品されている大変良心的なザリガニブリーダー様の系統です。 皆様方のお陰で、産まれたザリ

なお、近親交配でなおかつ選別交配により累代を行えば累代を重ねるごとにより特徴が強く表れて品質を維持どころか表現が洗練されていきます。

※さらっと書いてますが理解できない方はコメントください。

法則②品種改良したいなら異品種交配する

ザリガニにはいろんな表現(品種と呼ばれることが多い)があります。詳細に関しては以前少し書きましたね。その他の記事でも色々書いてきました。

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こういった異なる表現のザリガニを掛け合わせて新しいハイブリッド表現(新品種と呼ばれることが多い)を作出したいのであれば異品種交配をするのが手っ取り早いです。先ほどの法則①の近親交配とは真逆です。

ポイントとしては次の3点です。

  1. 新品種を作出したいなら異品種交配する
  2. さらにF2、F3まで累代する
  3. それ以前にそれぞれの発色原理を考えて掛け合わせるべき

コバルト×クリアから誕生した自作ブラックキングがまさにこれです。

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自作ブラックキングの作出に成功しました!多分世界初、人類初です! シザー誕生物語 最初に少し前置きから~